【業種別】プログラマーに必要なスキルを大公開!これができれば憧れのあの職種に・・・!?
プログラマーやエンジニアなど、世界の最先端を行くIT業界に従事する技術者になりたいと思っている方も多いのではないでしょうか。今後もIT化が加速することが目に見えている現代社会において、特にスキルを持った優秀なプログラマーはさまざまな業界で必要とされ続けるでしょう。
どのような業界でも一流のプログラマーとして仕事をしていくために、必要となるスキルはどういったものかを事前に確認しておくことで、より好条件の仕事が見つかる可能性や憧れの職業に就くことができる可能性も高まります。
そこで今回は、プログラマーに必要なスキルを業種別に大公開します。一言でプログラマーと言っても業種によって必要なスキルが異なるので、事前にしっかりと確認しておきましょう。
目次
プログラマーのお仕事
プログラマーは、基本的にはコンピューターを動かしている「プログラム言語」を使用してシステムやソフトウェアなどを制作するのがお仕事となっており、さまざまな業界で活躍しています。混沌されやすいシステエンジニアとの違いですが、求められている内容をもとに設計書を作成するのがエンジニア、システムエンジニアが作成した緻密な設計書をもとに実際にプログラムを作成していくのがプログラマーとなります。
プログラマーは経験や能力によって作業が振り分けられるのが一般的で、同時に複数のプロジェクトを抱えていることが多くなっており、技術力はもちろん、優先順位を判断する能力、的確にプロジェクトを進めるための慎重さなどのさまざまな能力が求められます。
プログラマーに必須と言われるスキルはもちろんプログラミング能力なのですが、基本的な読解ができるだけでなく、複数の言語を扱うことができるスキルがあることが望ましいと言われています。
業種別に必要な知識・スキル
プログラマーと一言で言っても業種によって必要な知識やスキルが異なるため、目標の分野がある場合には役立つスキルを確認してから学習していくことが大切です。ここでは、5つの業種別にプログラマーとして必要な知識とスキルをご紹介します。
ゲームプログラマー
プログラマーになるからにはゲームプログラマーになりたい、と憧れている方も多い業種がゲーム制作を行うプログラマーです。近年ではスマートフォンでのゲームやソーシャルゲームが大流行していることもあり、以前よりもさらに人気が高まっていると言われています。
ゲームのプログラミングはアプリよりも複雑で、詳細な設計や実装が求められるので高度な技術と深い専門知識が必要とされます。多くのゲーム制作会社が「C++」を用いており、C++を習得していることが採用の条件とされていることも多くなっています。
WEB系プログラマー
WEBプログラマーの業務は、WEBサイトのプログラミング作業が中心となり、WEBサイトの構築作業がメインとなります。例えば、商品をクリックすると詳細が表示されるシステムや、購入傾向から同じサイト内でのおすすめ商品や関連品などを表示するシステムなどを書き上げます。
WEBプログラマーは「Java」「PHP」「Ruby」などの基本的なプログラミング言語に関するスキルが役立ちますが、「Apache」などの技術があると良いでしょう。また、利用者の目線に立つことができることも大切なスキルです。
アプリ開発プログラマー
アプリ開発プログラマーは、パソコンやスマートフォンに欠かすことのできないアプリケーションのプログラミングを担当します。より多くの人に利用してもらうことで、人々の役に立つことができるやりがいのある作業です。
アプリケーションの開発には「C#」や「Java」や「Python」に関するスキルが必要とされることが多くなっています。
汎用系システムプログラマー
汎用系システムプログラマーは、大手の企業や政府機関などに向けた大型のシステムの開発を担当するプログラマーです。大手企業や政府機関で活用されている高性能のシステムを担うことになるため、安定が得られる分高いスキルが求められる傾向にあります。汎用系システムプログラマーとして活躍するために必要なのは「COBOL」という言語に関するスキルです。
組み込み系システムプログラマー
組み込み系システムプログラマーは、主に身近な家電製品のほとんどに組み込まれているプログラムを担当します。近年発売されている高性能の炊飯器や冷蔵庫、電子レンジやエアコンなどは優秀なプログラマーの技術の結晶なのです。
基本的には「Java」「C++」などのスキルが求められますが、組み込み系システムプログラマーにはより優れたシステムへとカスタマイズしていく能力が常に求められます。
これからプログラマーの需要が高まる業界
企業が使用している金融に関するシステムや物流に関するシステムもプログラム言語を用いてプログラマーが開発したシステムで、一般的には自社の開発したシステムを担うことができるプログラマーになることができれば問題はありません。
しかし、近年では身近な冷蔵庫や電子レンジなどのハイテク家電だけでなく、テレビやスマートフォンなど生活に欠かすことができないアイテムにも最先端のシステムが開発され、高度なプログラムが活用されていることから、プログラマーが必要とされる業種や活躍することができる分野の幅も広がり続けていると言えます。しかし、それだけ優秀なプログラマーが必要とされているということでもあります。
共働き世帯も増加していくことから、家事の負担削減のためにより便利な家電が求められている背景もあり、家電がより便利になっている今では競争が加速しています。そのため、特に家電業界におけるプログラマーの将来性は非常に高いと言われています。
プログラムを実際に作成するために必要不可欠と言えるプログラマーの需要はさまざまな分野において高まり続けると言われており、今後加速していくであろうIT社会において重要な職業と言えるでしょう。どの分野においても重要なプログラマーだからこそ、より優秀なプログラマーを獲得しようという動きは今後も起こり続けるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、プログラマーを目指す人にとって大変重要な、プログラマーに必要なスキルを業種別にご紹介しました。目的も将来設計もなくがむしゃらにスキルばかりを身につけても役立つとは限りません。なりたいプログラマー像が明確になったら、その業界のプログラマーとして活躍するために必要となるスキルを一つひとつ確実に身につけていきましょう。
まだどのような業界のプログラマーになりたいか決まっていないという方も、業界によって必要とされるスキルが異なるということを確認し、目標を立てることから始めましょう。そして、常に最先端のIT技術やIT関連の情報にはしっかりとアンテナを張り、各方面から必要とされる人材になることを目指しましょう。