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PHPエンジニアの気になる年収はどのくらい?年収を上げる方法も!

動的なコンテンツの開発に用いられるPHPは、Web開発において高いシェア率を誇っています。

エンジニアを目指しこれからスキルを身に着けようという方の中にも、PHPを選択肢のひとつとして挙げている方は多くいるのではないでしょうか。

Web開発で需要の高いPHPですが、果たしてその年収はどの程度なのか、気になるところですよね。

そこで今回はPHPエンジニアの年収について、年収を上げる方法とともにご紹介していきます。

PHPエンジニアとは?

PHPは、正式名称を「Hypertext Preprocessor」と言い、冒頭でご紹介したようにWeb開発、特に動的なコンテンツの制作に用いられるオープンソースのプログラミング言語です。

PHPはWebページを構成するHTMLに埋め込むことで動的なページの作成ができるもので、例えばECサイトなどで商品の合計金額を計算したり、飲食店などの予約システムを実装したりといった様々な機能を実装することができるため、様々なサイトを実現することができます。

そんなPHPを用いてWeb開発などの業務を行うのが、PHPエンジニアです。

  • Webサービス・アプリケーション開発
  • 業務システム開発
  • ゲーム開発

など、Web開発を中心に様々な業務を行います。

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PHPエンジニアの平均年収

では早速、そんなPHPエンジニアの年収について見ていきましょう。

PHPエンジニアの平均年収は、会社員のPHPエンジニアで400万〜600万円程度と言われています。

平均としてはこのくらいですが、その年収はスキルや経験によっても大きく異なるでしょう。

経験の浅いエンジニアでは350万円程度の場合もありますし、反対に経験が豊富で高いスキルを持っているPHPエンジニアは、700万円ほどの年収となることもあるでしょう。

フリーランスのPHPエンジニアでは、単価相場は約60万〜80万円と言われています

実際にエンジニアルートに掲載されている案件でも同程度の月単価である案件が多く見られます。

中には、スキルによって単価が上下するものもありますね。

月単価からも分かる通り、フリーランスでは案件を獲得できれば会社員と比較して高収入を得られる可能性が高まります。

もちろんその分スキルと経験は求められますが、高収入を目指す方は独立を視野に入れても良いかもしれません

PHPエンジニアの将来性

現状でのPHPエンジニアの収入とともに、重要なのがその将来性です。

将来性が低い言語では、後に案件を獲得するのが難しくなってしまうでしょう。

結論から言えば、PHPエンジニアの将来性には問題なく、需要は継続していくことが予測されます

理由としては、Web開発において高いシェアを誇り今後もまだまだ新規開発の需要が見込まれるほか、現在多くのサイトでPHPが用いられており、その保守業務も発生することなどがあります。

しかし、Web開発に特化した言語であるため今後新たな言語の登場により需要が下がる可能性もあるでしょう。

また、近年のWeb開発ではフロントエンドからサーバーサイドの開発まで1人で担えるエンジニアが求められていることなどもあり、将来性をより高めるにはPHPだけでなく、その他のスキルも身に着けることが重要になってくるでしょう。

PHPを学ぶメリット

前述したように、PHPはまだまだ需要の見込める言語です。

初心者の方や新たな言語を身に着けたいと考えている方にとって、PHPを学ぶことには次のようなメリットがあるでしょう。

学びやすい言語である

まず、PHPは比較的学びやすい言語であるということです。

すでにプログラミング言語を習得している方にとっては難易度の低い言語であり、また未経験の方にとっても、直感的な構文で理解しやすいでしょう。

JavaやC言語など共通点のある言語もあるため、PHPからプログラミング言語を学び、新たな言語を身に着けるための足がかりとしても適しているでしょう。

使用している企業や案件が多い

PHPは現在使用している企業・サービスが多いため、それだけ求人や案件数も多くなります

プログラミング言語を習得し仕事に活かしたいという方にとっては大きなメリットと言えるでしょう。

また、習得している人の数も多いため、書籍やオンラインでの情報も豊富にあり、そういった点でも習得しやすい言語となっています。

PHPエンジニアが年収を上げる方法

それでは、PHPエンジニアとして年収を上げるにはどうしたら良いのでしょうか。

年収アップにつながる方法をいくつかご紹介します。

上流工程を目指す

開発業務は、クライアントのヒアリングから設計などを行う「上流工程」と、設計書をもとに実際の開発を行う「下流工程」の大きく2つに分けられます。

より高いスキルの必要になる上流工程を経験豊富なエンジニアが担うことになり、必然的に収入も高まるため、まず経験を積み、上流工程の業務に携われるエンジニアになることが年収を上げる方法のひとつですね。

マネジメントなどのスキルを身に着ける

開発プロジェクトにおいて、プロジェクトをマネジメントしスムーズな進行を目指すプロジェクトマネージャーやリーダー的な役割を担えるエンジニアになることも、年収アップにつながります。

マネジメントでは、チームメンバーをまとめるコミュニケーション能力スケジュール・予算を管理できる能力、トラブル時の問題解決能力など、様々な能力が求められるでしょう。

他の言語を身に着ける

将来性の面でも解説したようにPHPはWeb開発に特化しているため、後に置き換わる言語が現れた場合のリスクに備え、他の言語を習得しておくのも効果的です。

Pythonなどの先端分野で用いられており今後の需要の増加が考えられる言語や、PHPと関連する言語を覚え、PHPエンジニアとしての仕事の幅を広げるのもおすすめですね。

関連言語としては、Web開発のフロントエンドで用いられるHTML/CSSやJavaScript、またPHPと関わりの深いデータベースの言語であるSQLなどが挙げられます。

資格を取得する

資格取得、特に難易度の高い資格の取得によって高いスキルを証明するのも、高単価案件の獲得や転職に役立ち、結果として年収アップにつながる可能性があるでしょう。

PHPの資格としては、PHP技術者認定機構が運営する「PHP技術者認定初級試験」があります。

試験は出題対象となるPHPのバージョンや難易度ごとに複数の種類がありますので、まずはスキルレベルに合わせて取得しましょう。

もちろん、より高いスキルを証明し高収入につなげたいという方は、最終的に上級試験の合格を目指すことをおすすめします。

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まとめ

今回の記事では、Web制作に欠かせないPHPエンジニアの年収について、平均年収や将来性、取得のメリット、また年収を上げる方法まで詳しくご紹介しました。

PHPはWeb開発で今後も需要が見込まれる言語であり、将来性にも問題はないですが、より市場価値の高いエンジニアになるためにはPHP以外のスキルを身に着けるのもおすすめです。

技術を高めることはもちろん、マネジメントなど異なる方向のスキルも合わせて経験を積んでいきましょう。