PHPエンジニアの副業案件とは?案件獲得方法までご紹介!
本業の傍らで副業を行う人が増加してきている現代では、エンジニアの中でも多くの人が自身のスキルを活かして副業で案件を受注しています。
エンジニアには扱うスキルや開発する領域ごとに様々な職種がありますが、
「現在本業でPHPエンジニアとして働いており、副業の案件も始めたい」という方や、
「PHPエンジニア未経験だが、副業として始めてみたい」という方など、
「PHPエンジニア」としての副業に興味があるという方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、PHPエンジニアの副業案件に興味がある方に向けて、案件の特徴を案件獲得の方法なども合わせてご紹介します。
目次
副業にもおすすめのPHPエンジニアとは?
そもそもPHPとは、動的なWebページの制作をはじめ、ECサイトやWebアプリ、業務系のシステムまで、様々な開発で使われるサーバーサイドのスクリプト言語です。
このPHPを用いた開発を行うエンジニアを、PHPエンジニアと呼びます。
PHPは汎用性が高く幅広い需要があるため、案件も多くあることから副業にも人気の言語となっています。
オープンソースで比較的習得しやすい言語なので、これからエンジニアとして副業を始めたいという初心者にとっても魅力のある選択肢でしょう。
PHP副業案件の特徴
それでは、PHPエンジニアとしての副業案件にはどのようなものがあるのでしょうか。
気になる案件数や単価相場も合わせて見ていきましょう。
案件の内容
PHP案件の業務内容としては、主に
- ECサイトの開発
- Webサイトの開発(WordPress)
- Webアプリの開発
- 業務システム開発
- ゲーム開発
などがあります。
既存のサイトの修正といったような小規模なものから、システムやサイトを作成するような大規模なものまで様々ありますが、特に大規模なものでは、チームでの開発に参加する形となるものが多いですね。
案件数
幅広い案件が存在するため、PHPの案件数は非常に多くあります。
実際にフリーランスのエンジニアなどに向けた案件を掲載している当サイト「エンジニアルート」でも、2024年6月現在、PHPの案件数は様々なプログラミング言語の中で5番目に多い案件数を誇っています。
前述したように案件の規模も様々であるため、土日のみなど稼働できる日数や時間が限られる副業でも、自身のスケジュールやスキルに合わせて案件を選択しやすいでしょう。
単価相場
PHP案件の単価相場は案件の内容によって大きく異なるため、規模の大きな副業案件を受注できるスキルがあるかどうかで、副業でどれくらい収入を得ることができるかも差が出るでしょう。
例えば、初心者向けの案件に多いサイト修正などの小さな案件では2,000円〜10,000円程度となっています。
スキルに加え作業時間もそれほどかからないため、比較的低い単価となっていますね。
副業案件でもサイトの制作など大規模なものでは、10万円〜20万円を超える報酬が得られるでしょう。
PHPエンジニアの副業に必要なスキル
PHPエンジニアとして副業を行うためには、もちろん副業案件をこなすための様々なスキルが必要になります。
主に必要になるのが、次のようなスキルです。
ECサイトの開発スキル
PHP案件ではWebサイトの開発案件は多いですが、中でもECサイトの開発スキルがあると、より幅広い案件を獲得することができるでしょう。
サイトの開発には、バックエンドで使用される言語であるPHP以外にも、HTML/CSSやJavaScript、MySQLなどのスキルが必要になります。
また、サイト作成を行うためのCMSで特にシェアの高いWordPressや、ECサイト作成ができるサービスであるEC-CUBEを用いた開発経験があると良いですね。
Webアプリ開発スキル
PHPの副業案件では、Webアプリ開発も多く見られます。
PHP以外にも、設計のスキルやセキュリティ、データベースの知識などの知識があるとより大規模な案件や高単価の案件に参加できるでしょう。
開発経験の条件がある案件も存在しており、特に5年以上の経験があればより報酬の高い案件の受注が期待できます。
フレームワークのスキル
フレームワークとは開発に必要な汎用的なコードを集めた枠組みであり、開発を効率的に行うために使われます。
PHPにもCakePHPやLaravelといったシェアの高いフレームワークがあり、副業案件でもスキルが求められることがありますので、扱えるようにしておくと良いでしょう。
PHP副業案件の獲得方法
副業を始めるためには、自ら案件を獲得しなければなりません。
PHPエンジニアとして副業案件を獲得するには、以下のような様々な方法があります。
- クラウドソーシングサービスを利用する
- 副業やフリーランス向けの案件情報サイトを利用する
- エージェントサービスを利用する
- SNSなどで情報を発信する
- 知人・友人から紹介してもらう
経験の浅い初心者の方は、まずは案件の幅が広いクラウドソーシングサービスを利用して実績を積んでいくのがおすすめです。
また、案件探しに慣れていない初心者の方はもちろん、スキルがあり高単価を目指すエンジニアにもおすすめできるのが、エージェントサービスです。
エージェントが自身のスキルや条件に合わせて案件を紹介してくれるため希望の案件を受注しやすい他、自ら案件を探す手間も省くことができますね。
SNSでの情報発信も気軽にできるため、そのほかの方法と並行して利用すると良いでしょう。
PHP副業案件を獲得するためのポイント
案件探しの方法をいくつかご紹介しましたが、PHPエンジニアが希望の案件を獲得するには、実績やスキルをクライアントにアピールしなければなりません。
そのために抑えておくべきポイントをご紹介します。
実績を積みポートフォリオを充実させる
クライアントは、受注を決めるうえで実績を重視しています。
そのため、特に初心者の方はまず難易度の低い案件で実績を積んでおくと良いでしょう。
また、自身の実績やスキルを分かりやすくアピールするために、ポートフォリオを充実させることも非常に重要です。
クライアント視点に立てる提案力
継続的に副業案件を受注するには、クライアントの信頼を得ることが大切です。
そのために必要なのが、ビジネス的な知識を持ち、PHPでの開発を通してクライアントの課題解決ができるような提案ができるスキルです。
技術的なスキルはもちろん、提案力やコミュニケーションといったスキルも身に着け、高単価な副業案件の獲得を目指しましょう。
関連資格の取得
スキルを対外的にアピールするためには、資格を取得することもおすすめです。
PHPの関連資格としては、PHPの基礎的な知識を証明することができるPHP技術者認定初級試験や、実践的なより高いスキルが証明できるPHP技術者認定準上級・上級試験などがあります。
自身のスキルレベルに合わせて取得を目指してみましょう。
まとめ
今回はPHPエンジニアとしての副業に興味がある方に向けて、PHPエンジニアの副業案件についてその特徴や案件の獲得方法などを詳しくご紹介しました。
PHPは需要が高く幅広い案件があるため、副業にもおすすめです。
比較的学習しやすい言語と言われているため、初心者で今後副業を考えている方も始めやすいでしょう。
すでにスキルがあり副業を始めたいというPHPエンジニアの方は、この記事を参考に、ぜひ案件を探してみてはいかがでしょうか。