Unity入門!話題のゲーム開発環境についてわかりやすく解説
Unityを使えばさまざまなゲームの開発を行うことができます。
しかし、初心者にとっては「そもそもUnityが何なのかわからない」「Unityを使うメリットは何?」「Unityをどうやって導入するの?」などの疑問があるのではないでしょうか?
そこで、ここではUnity初心者やフリーランスの方向けに基礎の基礎からインストールの導入方法、おすすめの勉強法など入門編としてご紹介していきます。
ゲームの開発環境に興味のある方やキャリアアップにUnityを学びたい方はぜひ参考にしてください。
目次
はじめにUnityとは
Unityはユニティ・テクノロジーズ社(日本法人はユニティテクノロジーズジャパン合同会社)が開発した統合開発環境で、主にゲーム制作用のプラットフォームとして広く利用されています。
iOSやAndroid、Windows、macOS、Web、Wii U、PlayStation3、Xbox 360 など様々なプラットフォームへ向けた3D/2D、VR/ARアプリケーションを制作することができます。
統合開発環境とは開発用のエディタやコンパイラ、デバッガ機能などがひとまとめになった開発環境で、Unityはゲームを制作するために必要なツールが揃っているため、効率よく開発を行うことができます。
ゲーム制作用の環境としてUnityの知名度は高く、全世界で450万人以上の開発者が利用しています。
そのため、これからゲーム制作を学んでみたい初心者の方は「Unity」を使用することをおすすめします。
Unityの開発の特徴、メリットとは
マルチプラットフォームに対応
Untiyを使用すればさまざまな異なるプラットフォームのゲームを開発することができます。
たとえばiOS/Androidなどのモバイル端末やPS3/PS4/XBox/Vitaなどの家庭用ゲーム機、ARやVRなど幅広く対応しています。
そのため、Unityさえあればほとんどのプラットフォームでゲームが作れると言っても良いでしょう。
ノンプログラミングで効率よくゲームを作れる
ゲームを開発する際に通常ならC#やC++などの言語を使用して、複雑なプログラミングを組む必要があります。
しかし、Unityならプログラミングをしなくても、画面上にキャラクターなどのオブジェクトを配置して自由に動かすことも可能です。
そのため、Unityはプログラミングのスキルがなくてもゲームを作ることができてしまいます。
複雑な操作をしたい場合はC#の言語を使えば、より高度な開発も可能です。
アセットストアでさまざまな素材を購入できる
アセットストア(Unity Asset Store)とは、Unityで開発を行う際に使用できる3Dモデルや、テクスチャ、音楽など約4,400以上の素材を購入できるストアです。
無料の素材や便利なプラグインも数多く取り扱っているため、開発を効率よく進めることができます。
Unityの将来性や需要
Unityの将来性や需要はどのようになっているのでしょうか?
前述したとおりUnityはさまざまなプラットフォームに対応しており、ノンプログラミングでも開発できる統合開発環境の使いやすさ、アセットストアの充実さからゲーム制作はUnityと言われるほどの人気があります。
Googleトレンドで2010年〜2018/09現在までの注目度を確認すると、人気が徐々に右から上がりであることがわかりますね。
また、大手SNS求人サイトであるWantedlyでUnityの求人数を確認してみると、2019年8月8日現在で3090件の情報が見つかりました。
昨年から数えて、約1年間で2640件から3090件までの求人募集が増えました。
今後もゲーム市場はさらに拡大していくと思われるため、Unityの人気度は上がっていくと思って間違いないでしょう。
Unityのインストール、導入方法
ここでは、Unityの入門として、導入方法について解説していきます。
Unityをダウンロードするには、Unity公式サイトのダウンロードページから行います。
※2018年10月30日作成 最新のインストールは下記記事になります。
「Personal」「Unity Pro with Teams Advanced」「Unity Plus」の3種類がありますので、初心者向けで無料で使える「Personal」を選択します。
「無料ダウンロード」をクリックして、次の画面から条件に同意するチェックボックスにチェックを入れます。
Macなら「Mac OS X 用インストーラーをダウンロードする」をクリックし、Windowsなら「選択 Windows」をクリックしてダウンロードします。
ダウンロードした「UnityDownloadAssistant-2018.2.9f1.dmg」をダブルクリックするとインストールが始まります。
インストールには環境にもよりますが、数分時間を要します。
インストール完了後、「Unity.app」が作成されていれば成功です。
Unityの学習を効率よく学ぶためには
Unityを効率よく学びたいなら動画でプログラミングの学習ができるドットインストールがおすすめです。
ドットインストールではUnityの基礎の基礎から基本的な使い方まで無料で視聴できます。
まずはUnityでの開発方法について覚えておきたい方はぜひ参考にしてみてください。
OpenBook(Unity入門)
誰でもオンライン上で本を作成できるサービスがOpenBookです。
Unity入門として、Unityの導入から基礎的な操作、簡単なピンポンゲームの作成までを扱います。これを覚えると、基礎的な物理演算や摩擦、アプリの書き出しなどさまざまな技術に対応できますので、こちらもおすすめです。
Unityのまとめ
ここでは、Unityの入門として、概要から特徴、導入方法などについて解説しました。
Unityはゲーム開発における最もスタンダードの開発環境となります。
ゲーム市場は今後もさまざまなプラットフォームの登場により、大きく成長が期待できる分野です。
ゲーム開発に興味のある方はぜひ導入してゲーム開発の初めの一歩を踏み出してみましょう。