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RPAの副業案件は稼げる?Uipathって何?単価相場や将来性まで徹底解説!

業務効率化のために注目されるRPA開発や、RPAに欠かせないUipath。

RPAエンジニアとして働く方など、RPA開発のスキルを活かして副業にチャレンジしたいと考えている方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、Uipathを活用したRPA副業案件について、その特徴や単価相場など、気になるポイントをご紹介していきます。

RPAとは?

RPAとは「Robotic Process Automation(ロボティック・プロセス・オートメーション)」の略であり、パソコンの動作など、人間が行っていた作業をロボットやソフトウェアに記憶させ、自動化する技術のことを指します。

RPAによりミスの軽減や業務の効率化が図れるようになり、特にDXが推進される中で大手企業などへの導入が進むなど、注目を集めています。

Uipathとは?主なRPAツールの種類

RPAの開発のために用いられるRPAツールとして、高いシェアを誇っているのが、アメリカのUipath社が提供するUipathです。

ロボットの動作を容易に指定することができるため、ロボットの自動化開発でメインに活用されており、拡張性の高さや独自のフレームワークなどの特徴から人気を集めています。

日本語にも対応しているため、国内でも人気があります。

その他にも、NTTグループが提供する国産ツールであるWinActorや、RPAテクノロジーズ株式会社が提供するBizRobo!などのツールがRPA開発で用いられますね。

RPA・Uipathは副業におすすめ?そのメリット

RPA開発案件やUipathを活用した案件は、副業にもおすすめです。

RPAの副業案件には、

  • 短期間で収入を得られる案件が多い
  • ライフスタイルに合わせて働きやすい
  • スキルアップできる

といった様々なメリットがあります。

RPA開発は開発スピードが非常に早く、短期で完了する案件が多いため副業で稼働できる時間が限られている場合でも、ライフスタイルに合わせて働くことができ、短期間でまとまった報酬が得られます。

また、RPAエンジニアとして企業に所属しているだけでは携われない案件など、スキルさえあれば幅広い案件にチャレンジすることができるため、よりスキルアップを図りたいという方にもおすすめですね。

RPA・Uipath副業案件の動向

次に、実際のRPA・Uipath副業案件について具体的な内容を見ていきましょう。

業務内容

RPA副業案件の業務内容は、

  • RPAの設計開発・保守などを行うエンジニア系の案件
  • RPAを活用した業務改善の提案から行うコンサルティング系の案件

の大きく2つに分けられます。

エンジニア案件では、一般的なエンジニアが行うようなシステム開発のような設計や設計書に基づいた開発業務などが見られます。

開発内容によっては、JavaScriptやVBAなどのスキルが求められることもあるでしょう。

コンサルティング案件では、クライアントへのヒアリングから企業の課題解決のためにどのような業務効率化を図るか検討するなど、いわゆる上流工程の案件になるため、その分高いスキルやマネジメントなどのスキルも求められます。

案件数・単価相場

RPAはまだ新しい技術であり、現在広く普及しているわけではないため、案件数自体はまだ多いとは言えないでしょう。

気になる副業案件の単価相場ですが、週2回の稼働で20万円〜30万円ほどとされています。

エンジニアルートに掲載されている案件では60万円を超える案件もありますが、これらはフリーランス向けの案件であり、その分稼働日数が増加することになります。

フリーランス向けRPA案件の中には、コンサルティング案件で高いスキルを要するために80万円を超える高単価が期待できるものも存在します。

将来性

まだ普及しているわけではないため案件数が多いわけではないとご紹介しましたが、RPAの需要は徐々に増加の傾向にあります

DXの推進や働き方改革により業務効率化はあらゆる業界で課題となっているため、作業を自動化できるRPAの注目度は高くあります。

今後もさらにRPAを導入する企業が増えることが予測されるため、将来性は高いと言ってよいでしょう。

RPA副業案件で求められるスキル

将来性の高いRPA副業案件ですが、副業で案件を受注するにはもちろんスキルがなければなりません。

RPAの副業に欠かせないのが、以下のスキルです。

RPAのスキル

まずは、特にシェアの高いUipathなど、基本となるRPAのスキルです。

RPAはツールによっても特徴が異なり、そのシステムに適合するRPAを選んで効果的に導入する必要があります

案件によって使用するRPAツールが指定されていることもあるため、各RPAツールそれぞれの知識や扱えるスキルが求められるでしょう。

エンジニア経験・コーディングのスキル

RPA開発は、基本的にコーディングなしで自動化開発が行えます。

しかし、ある程度のコーディングスキルや開発経験、またそこで得た課題解決能力があると、副業案件でも重宝され、幅広い案件を獲得できるでしょう。

バックオフィスの経験・スキル

企業がRPAを導入するのに多いのが、バックオフィス業務の効率化を目的としたものです。

そのため、事務や総務、経理などバックオフィスの経験があると、業務の内容や作業の手順を理解しやすく、導入に役立てることができるでしょう。

Access・Excel VBAなどの経験があればバックオフィスで業務にあたる方とのコミュニケーションもスムーズになり、よりサポートがしやすくなります。

RPA・Uipath副業案件獲得におすすめの資格

RPAやUipathの副業案件に資格は必須ではありません。

しかし、資格を取得しておくことで対外的にスキルを証明できるため、案件獲得には非常に役立つでしょう。

RPAエンジニアにおすすめの資格としては、各ツールごとにベンダーが提供している次のような資格があります。

◯UiPath Certified Professional

UiPathの資格で、「アソシエイト資格試験」と「デベロッパー上級資格試験」の2つの難易度があります。

上級試験では半年以上のRPA開発経験を推奨としています。

◯RPA技術者検定

NTTデータ社が提供するWinActorの資格で、「アソシエイト」「エキスパート」の難易度があります。

エキスパートでは実技試験も含まれるなど、難易度は高めになっています。

◯BizRobo!検定

BizRobo!の資格で、初心者向けの「基礎検定」と経験者向けの「認定開発者検定」の2種類があります。

初心者から比較的チャレンジしやすい資格ですね。

まとめ

今回の記事では、RPA開発や人気のUiPathの副業案件について、その業務内容や相場はもちろん、将来性や必要なスキルまで詳しくご紹介しました。

RPAは今後も注目の技術であり、副業案件も増加していくことが考えられます。

開発スピードの速さから副業でも参加しやすい案件も多く、またスキルがあればコンサルティング案件などスキルアップを図れる案件もあるため、収入の面でもスキルを身に着けるためにも、気になった方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。