Web会議でネットが途切れる時!回線を安定させる3つの方法!

コロナウイルスの影響でリモートワークする方が増え、Web会議を自宅で行うという方も増えたのではないでしょうか。
Web会議は、会社に行かなくてもメンバーと気軽に繋がれ、自宅で会議ができるといった魅力があります。
そこで今回は、Web会議のメリットや回線が遅くなる原因、そしてWeb会議の回線を安定させる方法などをご紹介します。Web会議をより良い環境で行いたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
Web会議のメリット
まずは、Web会議のメリットを見ていきましょう。
Web会議にはいろいろなメリットがあります。
低コストでの運用が可能
Web会議は、モニターや専用回線などを使用せず、導入時も初期費用が少なくて済むでしょう。特に、クラウド型であればサーバーの設置がいらないので、低コストでの運用が可能です。
また、クラウド型はベンダー側で定期的にメンテナンスを行うので、自社でリソースを消費してメンテナンスをする手間がかかりません。
交通費や移動時間の削減
Web会議は、インターネット環境とパソコンがあればどこでも会議に参加できます。そのため、今まで会社の全体会議や定例会議などに必要だった交通費や移動時間の削減につながります。
Web会議の回線が遅くなる原因
Web会議はメリットも多いですが、回線によるトラブルがあるのはデメリットの一つです。インターネット回線を使うので、音声や動画が途切れることもあります。
では、どうして回線が遅くなってしまうのでしょうか。その原因を見ていきましょう。
接続環境が悪い
ルーターやLANケーブルなどの接続環境が悪く、回線速度が遅くなっている場合があります。
回線の性能が高くても、LANケーブルの規格が原因で回線の性能を最大限に引き出せないこともあるのです。
LANケーブルが古くなっている場合は、新調することで回線速度が改善される可能性があります。
パソコンに問題がある
回線速度の悪さは、パソコンが原因となっている場合があります。パソコンの性能が悪いと、通信環境が整っていてもスピードにパソコンが追い付けず、速度が遅くなってしまう可能性があるのです。
また、OSをアップデートしていなく、最新のOSになっていないと同じような現象が起こりえます。パソコンのOSが最新のものか調べてみると良いでしょう。
不必要なソフトを起動している
パソコンを使用する際はいろいろなブラウザやソフトを立ち上げますが、不必要なソフトを立ち上げすぎていることが、速度低下の原因になっていることがあります。
バックグラウンドでソフトが動いているものも多いので、目に見えて自分が使用しているものを終了するだけでは不十分な可能性もあります。
まずは、タスクマネージャーのアプリケーションからバックグラウンドで動作しているソフトをチェックし、必要ないと思われるソフトを終了してみましょう。
回線の問題
パソコンやルーターに問題がないのに回線速度が悪い場合は、回線自体に問題がある可能性もあります。
現在の主流の回線は光回線ですが、作業環境によってはADSL回線で接続していることもあるでしょう。
ADSL回線は光回線と比べると速度が低下してしまうため、回線を変更しても良いのなら光回線へ切り替えることもポイントです。
Web会議の回線を安定させる3つの方法
最後に、Web会議の回線を安定させる方法を3つご紹介します。Web会議の回線が遅れている場合は、以下の方法を試してみましょう。
通信環境を改善させる
Wi-Fiルーターを使っている場合は、設置している位置を見直すことをおすすめします。なるべく高い位置にWi-Fiルーターを設置し、パソコンに近づけ、しっかり電波を受け取れるようにしましょう。
また、Wi-Fiルーターはほかの電波や障害物の影響を受けやすいので、それが原因で通信環境が悪くなっていることがあります。
接続方法を有線接続にすれば、通信速度を大幅に改善できるでしょう。
デバイスの性能を高める
Web会議を始める際は、できるだけほかのアプリやプログラムを閉じておきます。余計なアプリやプログラムが起動していると、デバイスは一度にいくつかの処理をこなさなければならなくなり、Web会議の通信処理が追い付かず、音声が途切れる可能性があるのです。
また、デバイスの性能によってはアプリやプログラムを閉じてもWeb会議のトラブルが解決しない場合があるでしょう。この場合には、より性能の高いデバイスへの買い替えをおすすめします。頻繁にWeb会議を行うのなら、高スペックなデバイスで行った方がストレスも少なくなるでしょう。
マイクやヘッドセット、スピーカーを見直す
デバイスや通信環境を見直しても問題が改善しない場合は、マイクやヘッドセット、スピーカーなどのデバイスがしっかり接続されているか調べましょう。
また、デバイスとの接続がよくても問題が改善しない際は、故障している可能性もあります。この場合は、機器の買い替えをおすすめします。普段からデバイスやパソコンなどの状態をチェックし、Web会議を行う時に支障が生じないようにしましょう。
さらに、Web会議の音声が途切れてしまう場合、音量をミュートや最小にしていることが原因となっているケースも少なくありません。
特に、普段は音量を下げてデバイスを使っている方は注意しましょう。スピーカーの接続をしっかり確認したうえで、音声ボリュームも適切になるように調節することが大切です。
まとめ
Web会議のメリットや通信環境が悪くなる原因、回線を安定させる3つの方法などは理解できましたか?
Web会議はメリットも多い魅力的なものですが、インターネット回線やパソコンが必須なので、回線速度が遅くなったり音声が途切れてしまったりといったトラブルが起こるというデメリットもあります。
大切な会議中に音声が途切れたり動画が見られなくなったら非常に残念ですよね。
Web会議のトラブルは、さまざまな原因で起こります。まずは、何が原因になっているのかをしっかり特定し、適切な対処を行うことが大切です。
ぜひ、Web会議のトラブルを解決し、スムーズな環境でWeb会議を行いましょう。