Androidエンジニアとは?未経験でもできる?仕事内容やスキルをご紹介!

Androidエンジニアとは、Androidのアプリ開発で活躍する技術者のことを指します。スマホアプリ開発の仕事に就きたい方や、未経験からエンジニアを目指す方におすすめの職業です。
そこでこの記事では、Androidエンジニアの仕事内容や必要なスキル、基本知識、未経験からでもAndroidエンジニアの仕事に就けるのか、などをご紹介します。
Androidエンジニアを目指している方やITエンジニアの方は、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
Androidエンジニアとは?
Androidエンジニアとは、スマホやタブレットなどのモバイル端末で動作するAndroidのアプリの開発や運用に関わるエンジニアのことです。
AndroidはGoogleが提供するモバイル端末用のプラットフォームで、オープンソースのOSとしてソースコードが公開されており、無償で利用できるという特徴があります。
Androidエンジニアは基本的に、Android Studioという無料のソフトウェアを使ってアプリの開発を行います。
Androidエンジニアの主な仕事について
次に、Androidエンジニアの主な仕事内容を見ていきましょう。
アプリの開発
Androidエンジニアの主な仕事内容はアプリ開発です。
Androidエンジニアは、JavaやKotlinなどのプログラミング言語を使ってアプリを開発します。アプリ開発は、設計や要件定義はもちろん、コーディングやテストなどの業務も行います。
また、Androidエンジニアは、アーキテクチャの設計やコーディングを行い新しくアプリをリリースするほかに、既存のアプリの改修や機能の追加など、幅広いジャンルで活動します。
インフラ保守運用
Androidエンジニアの仕事内容には、インフラ保守運用もあります。
Androidアプリの動作するサーバー環境を構築し、運用自動化などの開発業務を行います。また、保守運用などのインフラ業務には、Linuxやクラウドサービスに関わる知識が必要です。
Androidアプリのバージョン管理やエラー・障害の対応を行うことによって、いつでも安定してサービス提供ができるのです。
Androidエンジニアに求められるスキルをご紹介!
それでは、Androidエンジニアに求められるスキルをご紹介します。Androidエンジニアには、プログラミング言語の知識や開発環境の知識、円滑なコミュニケーションスキルなどが必要です。
プログラミング言語のスキル
Androidアプリの開発には、JavaかKotlinのいずれかのプログラミング言語を使って開発を行います。そのため、どちらかのプログラミング言語をマスターしておくことが大切です。
【Java】
Javaは、Androidアプリ開発の初期から採用されていたプログラミング言語です。Androidアプリのほかにも、いろいろなアプリやシステム開発に使われていて、非常に長い歴史があります。
【Kotlin】
Kotlinは、新規のAndroidアプリの開発でも採用されているプログラム言語です。Kotlinは2017年にAndroid Studioで公式にサポートされました。
Kotlinはモダンなプログラミング言語なので、Javaに比べて学びやすいでしょう。新しく学習する場合、Kotlinから始めてみることもおすすめです。
開発環境のスキル
スマホアプリの開発やゲーム開発では、統合開発環境と呼ばれるツールをつかいます。そのため、開発環境のスキルや知識を身に着けておくと良いでしょう。
【Android Studio】
Android Studioは、Google社が提供している統合開発環境です。コードエディタとして、リファクタリングやコード補完、検証やデバッグなどのアプリ開発の流れをサポートします。
【Unity】
Androidのゲーム開発では、開発環境にUnityを使うこともあります。GUI上でいろいろな設定を行うことができますが、C#やJavaScriptなどでもコーディングを併用することもあります。
円滑なコミュニケーションスキル
企業でAndroidアプリを開発する場合は、チームを組んでほかのエンジニアと密接に連携を取らなければなりません。
Androidエンジニアはほかのエンジニアの意見やアドバイスを聞いたり、自分で意見を発言したりと論理的に物事を考察、説明するコミュニケーションスキルが必要となります。
Androidエンジニアを目指すには、プログラミング言語や開発環境などのスキルだけではなく、周りと協力しながら仕事を進められる円滑なコミュニケーションスキルを身に着けることが大切です。
Androidエンジニアの仕事は未経験からで挑戦可能?
では、Androidエンジニアは未経験からでも目指すことはできるのでしょうか。
スマホアプリを開発している企業や受託企業の中には、未経験でも応募できるポテンシャル枠の募集がある可能性があります。こういった求人に応募して採用されると、未経験からでもAndroidエンジニアになることができます。
しかし、中途採用ではすぐに活躍できる即戦力を求めている企業が多く、IT未経験だと就職が難しいことも多いです。
その場合、プログラミングスクールに通うという手もあります。
技術やスキルを身に着けてから転職したい方にもプログラミングスクールはおすすめです。
独学でAndroidアプリの構築やJavaなどのプログラミング言語を習得するのは非常にハードルが高く、挫折することもあるでしょう。
ですが、プログラミングスクールならわからないことを講師に聞きながらスキルを身に着けることが可能です。
ITエンジニアを目指すスクールやAndroidアプリに使われるKotlinを学ぶための講座もあるので、自分に合ったスクールや講座を探してみると良いでしょう。
未経験からAndroidエンジニアを目指す場合は、下調べしたりスキルアップしたりしておくと、採用の確率が高まります。ある程度の知識やスキルを身に着けたうえで、転職活動を行うことが大切です。
まとめ
スマホアプリやモバイル端末関連の市場は今も成長が続いていて、Androidのシェアも高い割合を占めているのです。Androidは、日本だけでなく海外でも多く使われ、高いシェアを誇っているOSです。
そのため、将来的にもAndroidの好調な需要は続くことが予想されます。
Androidエンジニアを目指す方は、プログラミング言語や開発環境の知識とスキル、円滑なコミュニケーションスキルなどをしっかりと身に着けることが大切です。
ぜひ、Androidエンジニアに必要なスキルをしっかりと身に着け、社会に役立つAndroidエンジニアとして活躍してくださいね。