【2021年最新版】AWS認定ソリューションアーキテクトに合格するための勉強方法をご紹介!

近年、Amazon社が提供するAWSの普及に伴って、AWSが実施する認定資格が注目を集めています。
AWS認定資格は試験対策や資格を取得することによって、必要なAWS知識やスキルを効率的に学べるので非常に人気があります。また、AWS資格の勉強をすることでAWSサービスを体系的に理解できるので、幅広いサービスの全容を把握しにくいという問題も解消できます。
そこで今回は、AWS認定ソリューションアーキテクトに合格するための勉強方法をご紹介します。
試験の概要や難易度、AWS認定ソリューションアーキテクトの勉強のためのおすすめサイトなどもご紹介しますので、自分に合ったものを見つけて、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
AWS認定ソリューションアーキテクトとは?
AWS認定ソリューションアーキテクトとは、主に設計者向けのクラウドプラクティショナーの上位になる中級レベルの資格になります。
AWS認定ソリューションアーキテクトは業界で広く知られている認定資格で、試験に合格することにより、技術的スキルと専門知識を証明できるので、キャリアアップにもつながります。
試験の概要や難易度は?
では、AWS認定ソリューションアーキテクトの試験の概要や難易度はどうなっているのでしょうか。
AWS認定ソリューションアーキテクトの概要をまとめると以下のようになります。
- 主にソリューション設計エンジニア、アプリケーションやシステムの設計者が試験の対象者
- クラウドプラクティショナーの上位になる中級レベルの資格
- 試験に合格することでAWSのサービスを利用して効率的にクラウド環境を構築・提案できるスキルを証明できる
AWS認定ソリューションアーキテクトの試験内容は、AWSサービスの特徴や、AWS well-architected Frameworkで提唱されている、システムを設計、運用、構築するうえでの5原則とベストプラクティスに沿った問題などです。
試験内容では、AWSを効率的に最適な方法で取り入れて、クライアントの要件に沿った環境構築を実装できるかなども問われます。
次に、AWS認定ソリューションアーキテクトの難易度を見ていきましょう。
AWS認定ソリューションアーキテクトの試験では、アソシエイトレベルの中では広範囲な知識が求められるので、クラウドやネットワークの基礎知識やこれまでの経験、主要なAWSサービスについての理解が必要になります。
このような知見がある場合は、AWSの実務が未経験でも資格取得はできるでしょう。しかし、これらの理解があまりない場合は、まずクラウドプラクティショナーの資格の取得をしてから、AWS認定ソリューションアーキテクトの試験に挑戦することをおすすめします。
AWS認定ソリューションアーキテクト合格に向けた勉強方法
次に、AWS認定ソリューションアーキテクト合格に向けた勉強方法を見ていきましょう。どんな勉強をすればよいのでしょうか。簡単にまとめているので、ぜひ参考にしてくださいね。
①基礎知識を頭に入れる
まずは、AWS用語など基礎知識を頭に入れることが大切です。
AWSではさまざまな用語が存在しているので、それらを覚えていきましょう。覚える際には、EC2ならAmazon Elastic Compute Cloudのように、略語だけではなく正式名称も覚えることが重要です。
AWS用語を覚える際は、参考書を何度も読み返して勉強することをおすすめします。
②学習サイトを利用する
ウェブ上にあるたくさんの学習サイトを利用し、勉強することも大切です。おすすめの学習サイトをご紹介します。
AWS WEB問題集で学習しよう
Cloud Licenseは有料なのですが、1,000問近い問題集があるのでAWSの勉強に役立ちます。こちらの問題集のメリットは、1項目が7~8問で構成されているため、通勤時間や空いた時間などでサクッと問題が解けるという点です。
長い問題集はどうしても集中力が欠けてしまうので、このような短めの問題集を解くことで、勉強がはかどるようになるでしょう。
Udemy
Udemyは有料ですが、セールを実施していることが多く、2,000円ほどで教材を購入することができます。AWSの基本情報、ハンズオン、練習問題などがセットになっているので、これらをしっかり勉強するだけで十分なほどです。
③参考書をしっかり読む
AWSの勉強で重要なのは、参考書や学習サイトなどでとにかく問題を解くことです。わからない部分は参考書の解説や書籍などでしっかり答えを読み、頭に叩き込みましょう。
問題を繰り返し解くことが、AWS認定ソリューションアーキテクト合格への近道と言えます。
④AWSの公式ドキュメントを読み込む
常に最新のサービスやプランが更新されているAWSですが、最も早く正しい情報が掲載されるのはAWSの公式サイトです。
AWSの公式ドキュメントなどで問題集のわからなかった部分や、参考書ではよくわからなかった部分などを勉強していきましょう。また、ホワイトペーパーやブラックベルトなども活用することをおすすめします。
また、AWS認定ソリューションアーキテクトの試験を受けるにあたって必ず読むべきなのが、AWS well-architected Frameworkです。これはクラウド活用のベストプラクティス集になっているのですが、87ページと膨大な量があります。
AWS well-architected Frameworkはかなりの量があり、読むのが大変なので、まずは参考書でフレームワークの大枠を理解してから読むことをおすすめします。ある程度勉強し、AWSについての知識が頭に入ったころに読むと、より一層の理解が深まるのではないでしょうか。
まとめ
AWS認定ソリューションアーキテクトについてしっかり理解できましたか?
AWS認定ソリューションアーキテクトは、AWSのサービスを使って効率よくクラウド環境を構築・提案できることを証明する資格として非常に人気があります。
試験に合格するための勉強方法はいろいろありますが、参考書や問題集は実際の試験を想定して作成されているので、自分の弱みを発見して理解度をチェックできたり、実際の試験に慣れたりするためにもおすすめの勉強方法です。
ぜひ、この記事を参考にし、自分に合った勉強方法を実践し、AWS認定ソリューションアーキテクトの試験合格を目指してくださいね。