初心者~上級者まで必読!「Ruby」に関する知識まとめ

みなさんは、どんなプログラミング言語を使用していますか?
汎用性が非常に高くソースも簡単なので、IT業界ではJavaを使用している方が多い印象を受けます。
現在では、Javaに限らず様々なプログラミング言語が使われるようになってきており、IT業界が多様化しています。
そこで、今回は数あるプログラミング言語の中でも、Rubyについてご紹介していきます。
目次
Rubyではこんなことができる!
まずは、初心者や慣れてきた中級者に向けて、Rubyでできることを再確認していきましょう。
Rubyでできることは、おもに以下の3つです。
フレームワークによる生産性の向上
フレームワークを簡単に説明すると、工場です。
特に、ベルトコンベア式の工場をイメージしてもらえると分かりやすいかもしれません。
フレームワークは、ベルトコンベア式の工場をパソコンの画面上で行うイメージです。
パソコンのシステム上に、あらかじめ決められているソフトウェアの元となるプログラムが配置されており、拡張機能のプログラムも設定されています。
つまり、他のプログラムでは人によってコードの書き方が分かれてくる可能性がありますが、Rubyではほとんど同じようなコードでプログラムが作れます。
結果的に、生産性の向上につながるのです。
高性能のシステムが簡単に作れる
上記で紹介したフレームワークを使えば、高性能のシステムを簡単に作ることができます。
使用されるソースコードが少ないので、Rubyの熟練者に教われば初心者から中級者のあなたでも、どうすれば簡単に作れるのかが分かるのです。
ただ、注意点がひとつあります。
それは、Ruby自体のプログラミング言語の書き方とフレームワークの書き方は、まったくの別物だということです。
フレームワークは非常に便利なシステムですが、特有のコードが記載できなければ使いこなすことができません。
つまり、フレームワークとRubyの書き方を両方覚える必要があるのです。
スキル的には、フレームワークよりもRubyのプログラミングスキルを先に覚えた方が良いかもしれませんね。
プログラムの改ざん予防
フレームワークの中に「カプセル化」と呼ばれている機能があります。
Rubyを使うプログラマーの中では、常識になってきているほど便利な機能です。
カプセル化とは、プログラムの改ざん予防をすることができる機能です。
プログラムのコードが完成した時点で、誰もデータをいじれなくするようにアクセス自体をできなくするイメージで良いのかもしれません。
Rubyの魅力を最大限に活かすには?
つぎに、Rubyの魅力を活かす方法をご紹介していきます。
RubyOnRailsを使う
もしRubyを使用するのであれば「RubyOnRails」を使用した方が良いでしょう。
RubyOnRailsは、主にRubyでシステム開発をするときに使われているフレームワークです。
RubyOnRailsには、つぎのメリットがあります。
- 他のフレームワークよりメンテナンスをしやすい
- 品質の維持が簡単にできる
他のフレームワークよりメンテナンスをしやすいのは、フレームワーク自体にそれぞれルールがあるからです。
現在は、さまざまなフレームワークが開発されていますが、Rubyをもっとも開発しやすいフレームワークがRubyOnRailsというアプリなのです。
品質の維持ができるのも、あらかじめルールが定められているため決められた記述以外を使えなくしているからです。
Rubyは他のフレームワークでも開発することはできますが、生産性の向上を検討しているのであれば、RubyOnRailsを使った方が良いでしょう。
SNSを利用する
RubyOnRailsを使いこなせるようになってきたら、SNSを利用してみるのも良いかもしれません。
SNS上には、仕事でRubyを開発言語として使用している方がたくさんいます。
Rubyに詳しい方々をフォローしておけば、常に最新の情報を入手し続けることができます。
また、Rubyを使っていく過程で困ったことが出てきても、気軽にアドバイスをもらうことができるのでスキルの向上も見込めます。
開発者とSNS上でつながっていれば、次のようなメリットもあります。
- Rubyで作成したシステムをいち早く知ることができる
- 部分的な機能の実装方法を教えてもらえるかもしれない
SNSでRubyの開発関係者とつながっていると、「こんなシステム開発しました」とか「Rubyにはこんな使い方もあります」など情報発信してくれることがあります。
そのシステムを実際に使ってみても良いですし、開発者の方に「このシステムのこの部分ってどうやって作ったんですか?」と聞いてみても良いかもしれません。
ぜひ、SNS上でも交流をしてみてはいかがでしょうか。
勉強会で知識を深める
どの業界にも「勉強会」があります。
業界全体の知識とスキルを向上させるためには、必要不可欠なスキルです。
勉強会に行くことで、それまで知らなかった情報はもちろん、その勉強会に参加したメンバー限定の情報や特典をもらえることもあります。
勉強会については、開催場所や参加費が異なるので明言はできませんが、参加費をとる勉強会もあればとらない勉強会もあります。
また、勉強会によっては「地方在住で参加できない方」のためにSkypeによるセミナーを開催してくれることもあります。
もし勉強会に参加される方は、自分に合った勉強会へ参加してみましょう!
まとめ
いかがでしたか?
今回は「初心者~上級者まで必読!『Ruby』に関する知識まとめ」をご紹介してきました。
今回の要点をまとめると、つぎのようになります。
- Rubyは他のプログラミング言語に比べて開発環境が整っている
- 高い生産性と品質を維持し続けることができる
- Rubyとフレームワークはそれぞれ違うシステム構造なので、両方の構造を覚えておかなければいけない
- スキルを高めるために、SNSで上級者と交流しつつ勉強会にも顔を出し、貴重な情報を聞き漏らさないようにする
上記3つは、プログラミング初心者に向けての簡単なまとめを書きました。
「Rubyを使うとこんなことができる」ということ、そしてRubyを使う上での「注意点」です。
最後の1つは、上級者が自分のスキルをさらに高めていけるようなまとめを書きました。
さらに言えば、初心者や中級者のみなさんもRubyを早く使いこなせるようにするためには、勉強会に参加したりSNSでコンタクトをとって直接聞いてみるのも良いでしょう。
ぜひ、Rubyを使いこなせるようになりましょう。