優秀なエンジニアはもう使っている!おすすめのタスク管理ツール
毎日忙しいエンジニアのみなさんは、目先の仕事だけにとらわれず、複数あるタスクを上手に管理し、計画的に日々を過ごすことができていますか?
数ある仕事を同時にこなさなければならないことが多いエンジニアが、ひとつひとつのタスクを完璧にこなしていくためには、タスクを管理する能力が必要不可欠となります。
実は、優秀なエンジニアは、自分に合ったタスク管理ツールを賢く使ってスケジュール管理を行っています。タスクの管理を徹底することで時間の管理ができ、仕事の効率アップだけでなく結果としては仕事パフォーマンスの向上につながるのです。
そこで今回は、優秀なエンジニアがすでに使っているタスク管理に役立つツールをご紹介します。タスク管理が苦手という方や、時間の管理が上手くいかないことに悩んでいるエンジニアはぜひ参考にしてください。
目次
フリーエンジニアは締め切りが命!
自分の仕事のすべてを自分自身で管理し、仕事の締め切りを守ることはフリーエンジニアが周囲からの信頼を得るために重要なポイントです。
信頼されるエンジニアとは、エンジニアとしての技術面でのスキルがあって安心して仕事を任せることができるだけでなく、タスク管理を完璧にこなすことができて期限を必ず守るエンジニアです。
特に、会社の看板を背負っていないフリーエンジニアだからこそ、数多くの見えないライバルが存在します。数多くのエンジニアの中から選んでもらうためにも、とにかく信頼されることが大切なのです。
締め切りを守ることができないエンジニアは、技術があっても「仕事ができないエンジニア」として扱われ、評価が下がってしまい、仕事を失う大きな原因となります。
締め切りを守らなかったことによる印象は、挽回するまでに大変な労力と時間がかかるものなのです。
タスク管理ツール「Trello(トレロ)」とは?
仕事が多すぎて困るということはぜいたくな悩みでもありますが、仕事が多すぎる時こそタスク管理ツールを活用しましょう。
今、優秀なエンジニアが使っているタスク管理ツールは、多機能で性能が高いのに無料で使用することができるTrello(トレロ)というツールです。すでに3500万人以上のユーザーがいて、数多くのエンジニアが愛用しています。
Trello(トレロ)では、「ボード (Board)」「リスト (List)」「カード (Card)」という3つの要素を使ってタスク管理をしていきます。
エンジニアとして働く中で日々発生する課題やバグなどのトラブルなども、Trello(トレロ)を使うことによってまるでタスクの進捗具合を書いた附箋を貼っていくような感覚で、簡単に分かりやすく使うことができると評判です。
Trello(トレロ)の使い方(基本)
Trello(トレロ)を使用するためには、まずはトレロアカウントの登録が必要となります。Googleアカウントを使用してログインすることもできます。
基本的な使い方は、タスク管理のもととなる「ボード」を作成することから始まります。プロジェクトごとにボードを作成し、管理していくことになります。
そして、確認中・着手・未着手・完了など、進捗度合によってリストを作成します。「○%完了」などと自分が分かりやすいようにリスト作成をすると良いでしょう。最後に細かいタスクごとにカードを作成し、ドラッグ&ドラッグで該当のリストにカードを動かすことで管理していくという手順となります。
業務が完了したカードを作成した完了リストにその都度移動すれば、今の時点で何が終わっていてこれから何に着手すべきなのかが一目瞭然になります。注意点としては、タスクが多くなりすぎて未着手のカードが多くなってしまうと、見にくくなり確認しにくくなることがあるため、なるべく完了に持っていくことができるように作業を進める必要があります。
しかし、各カードには詳細な項目を設定することができ、締め切りを設定しておくことができます。
万が一期限が過ぎてしまった場合にはメールが送られてくる機能があるため、“うっかり忘れ”も防止してくれるのです。タスクが多くて困っているエンジニアにとって、非常に心強いツールと言えます。
また、Trello(トレロ)の大きな魅力はPCで使用するだけでなくiPhoneやAndroidのアプリがあるため、いつでも簡単にタスクの確認や修正を行うことができる点です。
忙しいエンジニアは移動中や打ち合わせの空き時間などにTrello(トレロ)を上手に活用し、タスクをしっかりと整理しましょう。
トレロに日本語コミュニティがありますので、もっと詳しく知りたい方はご活用下さい。
Trello(トレロ)の使い方(応用)
リストにカードを作成し、作業内容を割り当てていきますが、その際にそれぞれのカードには担当者・ラベル・ToDoリスト・締め切り・添付ファイルなどを設定することができるだけでなく、自由にコメントやメモを残すこともできます。Trello(トレロ)の機能の中でもカードが最も機能性が高く、さまざまな応用方法があるため、自分に合った使い方を見つけましょう。
Trello(トレロ)の機能を応用する使い方をご紹介します。
アイデア出しに使用する
Trello(トレロ)にアイデア出し用のリストを作成すれば、アイデアを思い付いたタイミングでカードを作成し、ブレインストーミングの道具として活用することができます。
複数のエンジニアがログインして使う場合にはアイデアの共有になりますし、フリーエンジニアの場合には個人的なアイデアを気軽にメモする感覚で使用でき、貴重なアイデアの整理に役立ちます。
独学をする際に使用する
Trello(トレロ)が仕事のタスク管理に役立つことはもちろんですが、独学でスキルアップを目指しているエンジニアの学習効率アップにも役立ちます。
プログラミングやセキュリティ、取得を目指している資格名など、学習している分野ごとにリストを作成し、必要なカードを作って整理することでどのようなことを習得していて今後どのようなことを学習しなければならないのか…ということを確認することができます。
独学で読んでいる参考書や、すでに読み終えた参考書、今後購入を検討している必要な参考書などを分けておくことで、目標に対する学習の進捗具合を分かりやすく整理できます。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、同時にこなさなければならない仕事が多いエンジニアにとって重要な、タスク管理に役立つツールについて詳しくお伝えしました。
タスク管理をして仕事を明確化してこなさなければならない作業の優先度を整理することで、自分自身の集中力を高めることができ、時間に余裕が出る可能性もあります。
また、タスクを完了した時の達成感も高まります。仕事もプライベートも充実した余裕のあるエンジニアになるためにも、まずは仕事を効率良くこなすために役立つツールを見つけて活用しましょう。