稼げる?ネットワークエンジニアの副業事情!メリットや注意点も

エンジニアの中でも副業の需要が高まり、現在ネットワークエンジニアとして働く方の中にも、「副業で収入アップを目指したい!」と考えている方は多いのではないでしょうか。
しかし、いざ副業を始めたいと考えても、ネットワークエンジニアは副業において需要があるのかなど、疑問や不安がありますよね。
そこで今回は、ネットワークエンジニアの副業について、案件の内容・報酬などの事情から副業をするメリット、注意点までご紹介していきます。
目次
ネットワークエンジニアとは?
ネットワークエンジニアとは、その名の通りネットワークの設計から構築、運用・保守など、ネットワークに関わる業務全般を担うエンジニア職種です。
ネットワークは企業の社内システムをはじめあらゆるITシステムに欠かせない、もはや社会インフラと言ってもよいほど重要なITインフラのひとつであり、そんなネットワークに携わるネットワークエンジニアも高い需要があるでしょう。
ネットワークエンジニアは副業できる?
ネットワークエンジニアは、副業として案件を獲得することも十分に可能でしょう。
DXの推進によりあらゆる業界・企業において需要が高まっており、またIT業界自体の人材不足が問題となっていることもあり、副業の案件も増加傾向にあります。
しかし、副業案件では即戦力が求められるという事情もあるため、特に副業で高収入を得たい場合には、高いスキルが必要になることは意識しておきましょう。
2. ネットワークエンジニアの副業のメリット
「副業を始めたい」と思うきっかけは、やはり収入面であることが多いのではないでしょうか。
本業に加えて副業をすることで、当然収入を増やすことができます。
しかし、副業を行うことのメリットはそれだけではありません。
本業とはまた異なる幅広い案件に挑戦することで、ネットワークエンジニアとしてさらにスキルや知識を身に着けることができ、市場価値をさらに高めていくことができるでしょう。
その後のキャリアの選択肢を増やしたいという方、特にフリーランスとして独立することを目指す方には、副業は特におすすめです。
副業で案件をこなしていくことで案件獲得の方法やコツ、業務の流れなどを知ることができ、独立後にもスムーズに活動することができるでしょう。
また、フリーランス案件の獲得には業務経験が非常に重要になるため、副業での案件受注の実績も大きく役立ちますね。
ネットワークエンジニアの副業案件事情
それでは、ネットワークエンジニアの実際の副業案件について、その内容や相場など、気になるポイントを見ていきましょう。
案件内容
ネットワークエンジニアの副業案件で多く見られるのは、
- ネットワークの要件定義・設計
- 設計に沿ったネットワークの構築
- ネットワークの監視や保守運用
という主に3つの分野です。
中でも多いのは、安定した稼働を求められるネットワークの維持管理のための監視・保守運用業務ですね。
稼働に問題がないかをチェックしたり、ネットワークサービスの更新やアップデート、トラブルがあった際の対応など、幅広い業務を担当します。
設計案件も比較的多く見られますが、上流工程である要件定義・設計を行うには高いスキルと経験が求められるでしょう。
単価相場
気になるネットワークエンジニアの副業案件の単価相場ですが、その案件の内容や自身のスキル・経験によっても大きく幅があるでしょう。
例えば3年以上の実務経験があるネットワークエンジニアで、副業でも稼働可能な週2回程度の稼働のもので、月に15万〜30万円ほどが相場となるでしょう。
より高いスキルがあり、設計や構築に携わる案件では、それよりも高い報酬が得られることもあるかもしれません。
未経験でも副業できる?
ネットワークエンジニアの需要は高いですが、副業案件は即戦力として実務経験を求められるため、実務未経験であったり、経験が浅いエンジニアは副業で案件を獲得するのは難しくなるでしょう。
少なくとも3年以上の実務経験があると、案件を獲得しやすくなりますね。
より高単価案件の獲得を目指したい方は、設計など上流工程の経験やスキルがあると良いでしょう。
スキルのアピールのために、資格を取得するのもおすすめです。
ネットワークエンジニアの副業で求められるスキル
前述したように、副業案件を獲得するにはスキルや経験が求められます。
特に必須となるのが、次のようなスキルです。
ネットワークの幅広い知識とスキル
まず、もちろん欠かせないのがネットワークの知識・スキルですね。
単なる知識ではなく、ネットワークの設計・構築や利用するツール・機器など、より実践的な幅広いスキルが求められるでしょう。
近年ではリモートワークの需要もあり、ICT機器でのネットワークの構築・運用スキルも重宝されます。
クラウド関連のスキル
クラウドサービスが普及している現代では、ネットワークもクラウド環境で代替されるというケースが増加しており、ネットワークエンジニアにもクラウド関連の知識・スキルが必要になります。
特に副業では稼働時間などが限られるため、リモートで作業可能な案件を獲得したいところです。
そういった案件ではクラウド環境が主流となるため、AWSやAzureなど、主要なクラウドサービスについてもしっかり学んでおきましょう。
セキュリティ関連のスキル
サイバー攻撃など、セキュリティリスクから企業を守るために、情報セキュリティに関する理解とセキュリティ知識も求められるでしょう。
ネットワークは企業の機密情報保護の上で重要な役割を持っており、情報漏洩などが起これば企業に多大な影響を与えてしまいます。
常に最新のセキュリティ技術について学び、リスクの対策を行いましょう。
ネットワークエンジニアが副業で注意すること
収入面でもエンジニアとしての将来性を高める意味でもメリットのある副業ですが、副業を始める際には以下のポイントには十分注意しなければなりません。
・副業が可能か会社に確認する ・本業に支障が出ないように注意する ・確定申告が必要になる場合もある |
特に、本業でトラブルにならないよう、副業が可能かどうかという就業規則の確認と、本業に影響しないような稼働時間の管理はしっかり行っておきましょう。
企業によっては副業を禁止している場合や副業の内容に制限がある場合などがあり、もし確認せずに規則を破ってしまえば最悪解雇や懲戒処分となってしまうケースもあります。
本記事を読み早速副業を始めたい!と考えている方もいるかもしれませんが、まずは会社に確認を取ることから始めましょう。
まとめ
今回の記事では、ネットワークエンジニアの副業について、業務内容や単価相場、また必要なスキルや注意点まで、詳しくご紹介しました。
ネットワークエンジニアは副業でも大きな需要がありますが、実務経験が無ければ案件の獲得は難しくなります。
まだ経験が浅いという方は、本業でしっかり経験を積んでから挑戦しましょう。
すでにスキルがあり、副業が可能だという方は、早速案件を探してみるのも良いですね。
案件の探し方が分からないという方は、エージェントが自分に合った案件を紹介してくれるエージェントサービスを利用してみるのもおすすめですよ。