年収1000万を稼ぐ超一流のフリーエンジニアに聞く!稼ぐ人と稼げない人の違い

10年間フリーエンジニアとして活動し、8年目で年収1000万を稼ぐようになったSさんに、稼ぐ人と稼げない人の違いについて聞いてみました。
現在フリーエンジニアとして活動している方や、今後フリーエンジニアとしてたくさん稼ぎたいと思っている方はぜひご参考にしてください。
目次
フリーエンジニアとして稼ぐためには
こんにちは、フリーエンジニアとして活動しているSと申します。
15年間フルスタックエンジニアとして企業に勤め、その後フリーエンジニアに転向し、今年で10年目となります。
フリーエンジニアになってからはBI/BOコンサルタントや、スマートフォン向けアプリゲームの開発に携わり、フリーエンジニアとなってから8年目で年収1000万を稼ぐようになりました。
フリーエンジニアの年収は開発スキルや信頼、実績などの様々な要素によって大きく異なります。今回、私は自身の経験とフリーエンジニア仲間の話に基づいた、稼ぐフリーエンジニアと稼げないフリーエンジニアの違いについてご紹介します。
稼ぐフリーエンジニアと稼げないフリーエンジニアの違いとは?
フリーエンジニアになる方の中には、「高収入を目指したい」「もっと効率良く稼ぎたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
せっかくエンジニアとしてのスキルを身につけたなら、働き方を選択し、納得できる収入を得たいと思うのは当然のことです。
それでは、さっそく稼ぐフリーランスと稼げないフリーランスの違いについてご紹介します。
努力を続けられるかどうか
IT業界は、非常に移り変わりが早く、時代の流れに合わせることができるスキルが必要となります。
そのため、常に時代を最新の情報を仕入れ、勉強会や交流会に参加し、知識と技術を身につけなければ企業が求めるような人材にはなれません。
しかし、フリーエンジニアとしてそこそこ成功したり、仕事に慣れてきてしまったりすると、この努力を怠ってしまう方が多いのです。
そうすると、当然その人のフリーエンジニアとしての価値は下がってしまいます。
企業に求められ、重要な案件を任せてもらえるフリーエンジニアになるためには、向上心を忘れずに、常に勉強を心掛けてください。
勉強を続けることでスキルや信頼が身につき、重要な案件の依頼もくるようになるでしょう。
また、3つ以上の言語を習得していると仕事の幅も広がりますので、言語の特徴などをよく理解したうえで、勉強する言語を決めましょう。
専門的なスキルをどこまで追及しているかどうか
フリーエンジニアとして周囲よりも抜きんでるためには、ある言語を徹底的に極めることが大切です。
たとえば、JAVAやPHPなど習得者が多い言語で案件を受注するためには、その言語に対しての深い知識や、自分にしかできないスキルを身につけることです。
開発のスピードやコードの見やすさ、クライアントに言われる前にどこまで動けるかなど、周囲との差別化を図ることができるポイントはいくつもあります。
そして、周囲には負けないスキルがある方は、自身のホームページなどに見やすく記載し、対外的にアピールすることが大切です。
私自身、Web上のポートフォリオに自信のあるスキルや、過去の制作物を記載してアピールしてみたところ、それが目に留まった企業から連絡をいただいたことがあります。
なにか特出したスキルというものは積極的にアピールしていきましょう。
クライアントとのコミュニケーションをしっかりとっているかどうか
稼いでいるフリーエンジニアは、高いコミュニケーション能力を持っている方が多いです。
会社員でもフリーエンジニアでも、クライアントとのコミュニケーションは仕事に大きく影響します。些細な世間話からでも、親しみやすさを感じてもらうことで仕事にもプラスになります。
また、エンジニアとしての業務は開発だけではありません。クライアントの意思を汲み取ること、クライアントのミーティングに参加することも重要な業務の1つと考えましょう。
クライアントとのコミュニケーションを疎かにしているフリーエンジニアの中に、割の良い案件や、単価の高い案件を依頼してもらっている方は少ない傾向にあります。
そして、クライアントだけではなく、最新の情報を集めたり、紹介で新規案件を獲得したりするためには、フリーエンジニア仲間に人脈を広げることも大切です。まずは交流会などに参加し、少しずつ輪を広げていきましょう。
フリーエンジニアとしての人柄
最後に、フリーエンジニアとして活躍し、納得のできる年収を稼ぐためには、『人間力』も大切です。
ユーザーのニーズを把握し、コミュニケーション能力を活かして提案する力や、ご自身の利益よりもプロジェクトの成功・クライアントの利益を優先的に考えられるフリーエンジニアが最終的に仕事の収入が増えていくのです。
フリーエンジニアとクライアントの関係はビジネスなので、クライアントの利益になるような仕事をするべきです。そのフリーランスに依頼することがクライアントにとって利益にならないのなら、依頼をする理由がありません。
「この人は会社のことを考えて仕事をしてくれる」「プロジェクトの成果を重視してくれている」といった人間力を感じてもらうことができれば、その次の仕事に繋がる可能性も高くなるでしょう。
フリーランスになる方の中には、「職場の人間関係に疲れたから」という方もいます。しかし、フリーランスになると自身だけで案件獲得からクライアントとのやりとりまで行わなければなりません。
コミュニケーション能力はしっかりと身につけておきましょう。
まとめ
稼ぐフリーエンジニアと稼げないフリーエンジニアの違いについてご紹介しました。
フリーエンジニアとして稼ぐことは、生半可な気持ちではできません。だからこそ、フリーエンジニアとしてクライアントから信頼され、「またあなたに依頼したい」と言われたときの達成感はなににも変えることはできないのです。
自分自身が勉強し、身につけたスキルを存分に発揮することができれば、強い充実感を得ることができるでしょう。
フリーエンジニアとして成功したい方は、今回ご紹介したポイントを押さえ、第一線で活躍してくださいね。