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Salesforceの副業は稼げる?単価相場や高単価案件獲得のポイントも

働き方の多様化などから近年、エンジニアの中にも副業をしている、副業に興味がある方は増加しているのではないでしょうか。

それぞれ自身の持つ様々なスキルを副業に活かしていますが、顧客管理システムSalesforceのスキルは副業に活かせるのかと考えている方も中に入るでしょう。

そこで今回は、Salesforceの副業案件について、求められるスキルや単価相場など、気になるポイントをご紹介していきます。

Salesforceとは?

Salesforceは、クラウドベースの顧客関係管理サービスです。

営業活動の支援などを目的としており、顧客管理・営業効率化ツール(Sales Cloud)や1画面で顧客や問い合わせの情報を管理できるツール(Service Cloud)、その他にもメールマーケティングや分析、顧客とのコミュニケーションに特化したもの、AIを導入したサービスなど、様々な製品やサービスから必要なものを組み合わせて使用できるクラウドサービスで、日本国内はもちろん、全世界で多くの企業に導入されています。

クラウドベースのためハードウェアなどの初期投資が不要であることや、セキュリティ面も安全に営業やカスタマーサービス、マーケティングなど各部署の業務を効率化できるツールとして、非常に人気のツールとなっています。

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Salesforce副業案件の動向

そんなSalesforceは日本国内でも需要が高く、副業にも活かすことができるスキルのひとつと言えるでしょう。

ここでは、Salesforceの副業に興味がある方に向けて、実際の案件についてご紹介します。

業務内容

Salesforce副業案件の業務内容として主に挙げられるのは、

  • Salesforceの導入支援
  • 企業に合わせたカスタマイズ
  • セキュリティ面やサーバなどの運用・保守業務
  • 企業の担当者に対するレクチャー

といったものです。

企業がSalesforceの使用によって課題解決を問題なく行えるようサポートするのが、Salesforceを扱うエンジニアの役割ということですね。

案件数・単価相場

Salesforceの副業案件は、現在すでに普及している様々なツール・技術などと比較して多いというわけではありませんが、確かな需要もあり、日本国内でも今後さらに導入が増えることが予測されるでしょう。

気になる案件の単価ですが、案件によって例えば導入支援では案件ごとに5万~10万円程度など、案件単位で報酬が出るものや月単位で出るものなど、クライアントや案件によってもその内容は異なります。

3年ほどの実務経験があり、副業で可能な週1回〜2回稼働の月単価案件であれば、大体15万〜30万円ほどが相場と言えるでしょう。

スキルが高く設計やコンサルティングに携わることができれば、さらに高単価を目指すことも不可能ではありません。

将来性

前述したようにSaleforceは今後国内でも需要増加が予測され、将来性は高いと言えます。

すでに世界的には大手からベンチャーまで幅広く、15万社以上もの企業が導入していると言われており、国内でもクラウドサービスの普及に伴い導入企業は増えていくことでしょう。

従量課金制で必要な分だけの課金で使用できるため、予算調整やコスト管理を重要視する企業でも導入しやすいというのは、大きなメリットのひとつですね。

Salesforce副業案件で求められるスキル

Saleforceは今後の需要増加も考えられ副業にもおすすめですが、もちろんスキルがなければ案件を受注することはできません。

Saleforce案件では、主に次のようなスキルが求められます。

◯プログラミング言語Apexのスキル

Salesforceの機能拡張を行うために欠かせない言語

Java、C#と似ていると言われており、これらの経験がある方にとっては習得しやすい。

◯実務経験

案件のほとんどは実務経験者向けとなるため、少なくとも3年程度は実務経験があったほうが良い。

◯コミュニケーション能力

導入支援の際には、ヒアリングにより企業のニーズや課題を汲み取り、Saleforceを用いた解決策の提案が必要となる。

◯導入する企業の業界知識

企業に合わせたカスタマイズを行うために、その企業・業界の業務知識をある程度有していることでスムーズに進めることができる。

高単価案件獲得のポイント

副業を始める目的として、多いのが収入アップでしょう。

本業に支障をきたさず収入アップを目指すためには、できる限りスキルを磨き高単価案件を獲得することが重要になります。

高単価案件獲得のためのコツとして、いくつかのポイントをご紹介します。

実務経験を積む

まずは、何よりも経験を積むことですね。

案件には実務経験を条件として必須とするものも多く、高単価案件のような高いスキルのいる案件内容の場合には、特に幅広く長い経験が求められるでしょう。

できるだけ様々な業務に携わり、多様な経験を積むことができると良いですね。

設計経験や高い専門性を身に着ける

いわゆる上流工程である、企業ニーズに応えるSaleforceの設計や、より専門性が高く特化したスキルがあれば、エンジニアとしての価値を高め、高単価案件獲得に役立てることができるでしょう。

特にAIやビッグデータのような新しい技術との連携ができるエンジニアになれれば、より高い需要が見込まれます。

資格取得

高いスキルを持っていたとしても、それがクライアントにアピールできなければ案件獲得に繋げられません。

資格を取得することで対外的な証明ができ、クライアントへのスキルのアピールになります

Salesforceには公式の認定資格があるため、こちらの取得を目指すのもおすすめです。

Salesforce認定資格は管理者向けやコンサルタント、開発者、マーケターなどそれぞれのロール、また難易度によって分類された35種類の資格があるため、自身の行う業務やスキルに合わせて取得していくと良いでしょう。

Salesforce副業案件を獲得する方法

副業案件を探す方法は、次のように様々です。

  • クラウドソーシングの利用
  • 知人からの紹介
  • 案件情報サイトの活用
  • エージェントサービスの利用
  • SNS活用
  • 自分に合った案件や高単価案件獲得のために案件探しの方法は重要になるため、それぞれのメリットデメリットは理解しておくと良いでしょう。

    スキルがあり高単価案件を探しているという方には、エージェントサービスの利用がおすすめです。

    エージェントがスキルや条件に合わせて案件を紹介してくれるため、副業で稼働時間や働き方に限りのある場合でも、ぴったりの案件が見つけられるでしょう。

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    まとめ

    今回の記事では、人気の顧客関係管理サービスSaleforceの副業について、案件の内容や単価相場から、将来性、必要スキルや高単価案件獲得のコツまで詳しくご紹介してきました。

    クラウドサービス自体の普及も広がっている中で、世界的にもシェアの高いサービスであるSaleforceの将来性は高く、今後副業でも活かすことができるでしょう。

    すでに実務経験があり、副業に興味があるという方は、ぜひ本記事を参考に案件探しから始めてみてくださいね。