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ITコンサルタントは激務で大変?きつい理由と向いている人の特徴を解説!

高収入も見込める人気のキャリアパスのひとつが、ITコンサルタントです。

IT化の広がりに伴い需要も高いITコンサルタントですが、「激務で大変」「きついからやめた方がいい」といった言葉も度々見受けられ、マイナスなイメージをお持ちの方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、そんなITコンサルタントがなぜ激務できつくなりやすいのか、その理由と向いている人の特徴などをご紹介していきます。

ITコンサルタントとは?

ITコンサルタントは、ITを活用して、クライアントとなる企業の課題解決や業務効率化を目指すコンサルティング業務を行う職種です。

具体的には、

  • クライアントの課題のヒアリング
  • IT戦略の策定
  • 課題解決に必要なシステム導入のサポート
  • 課題解決のための新たなシステムの設計開発
  • 採用されたプロジェクトのマネジメント

などが主な業務となります。

ITコンサルタントが激務・きついと感じる理由

ITコンサルタントは人気の職種でもありますが、一方でよく「激務」「きつい」 と言われる仕事でもあります。

なぜきついと感じてしまうのか、その理由を見ていきましょう。

地味な作業など業務量が多い

コンサル業務に華やかなイメージを持っている方もいるかもしれませんが、ITコンサルタントの業務にはクライアントへのプレゼン資料の作成や情報収集、課題の分析、打ち合わせや手順書の作成など、地味な作業が多くあります。

こういった地味な作業が膨大にある上、同時に複数のプロジェクトやクライアントを担当することも多いため、残業や休日出勤などが発生してしまうこともあるでしょう。

スケジュールもクライアント優先になる

ITコンサルタントは、クライアントの要望に応えることが業務の核となっているとも言える職種です。

クライアントとしっかりとコミュニケーションを取り、信頼を築くことが重要になるため、スケジュールもクライアント優先で柔軟に調整することが求められ、結果としてスケジュールが詰まってしまうなど激務になる可能性もあります。

業務をしながら学び続ける必要がある

クライアントの課題を適切に解決できるITコンサルタントになるためには、幅広く深い知識が必要になります。

企業や競合の情報収集はもちろん、その業界の動向や社会的な情勢なども知っておく必要がありますし、より的確な課題解決のためにはその手段となるIT技術の知識・スキルも豊富に身に着けておく必要があります

最新の技術なども把握しておくことが求められるため、膨大な業務量をこなしながら学習を続ける必要があるというのも、ITコンサルタントがきついと言われる理由のひとつです。

エンジニアの業務とのギャップを感じる

ITコンサルタントはいわゆる上流工程の業務が主となり、プログラミングなどの技術的な作業はほとんど行わないため、エンジニアからITコンサルタントに転職したという方の中にはその業務内容にこれまでとのギャップを感じることもあるでしょう。

技術的な業務が好き・得意だという方は、ITコンサルタントよりもエンジニアの方が向いていたかもしれないと後悔してしまうかもしれません。

ITコンサルタントのメリット

ご紹介したような理由からきついと言われるITコンサルタントですが、もちろんITコンサルタントになることには、それを超えるメリットもあります。

主なメリットには、次のような点が挙げられます。

フリーランスとして独立しやすく高収入が狙える

ITコンサルタントは、高い知識を求められる分高収入が狙える職種です。

激務と言われながらも人気があるのは、それが大きな理由となっているでしょう。

また、IT化の広がりやDXの推進によりあらゆる業界で高い需要があるため、フリーランス案件も多くあります

独立しフリーランスになった場合でも活躍しやすいという点も、ITコンサルタントのメリットと言えますね。

スキルと経験を身につけ成長できる

前述したように、ITコンサルタントには高い知識とスキルが求められます。

技術的なスキルはもちろん経営や社会情勢、各業界の業務知識など様々な知識を身に着けることができ、常に成長できるような環境に身を置くことができます。

身に着けたスキルを用いてクライアント企業の課題を解決できれば、大きなやりがいを感じられるでしょう。

スキルが他のキャリアにも活かせる

ITコンサルタントとして身に着けた様々なスキルは、多くのキャリアパスに活かすことができます。

企業に所属する方は昇進を目指すことも可能ですし、独立しフリーランスのITコンサルタントとしてさらに高収入を目指したりするのはもちろん、例えばSIerや大手企業のIT関連部門など、転職先も幅広くあるでしょう。

ITコンサルタントに向いている人の特徴

エンジニアの方が向いていた、などときつさを感じないためには、自分の特性や仕事の向き不向きを理解しておくことも重要です。

ITコンサルタントに向いているのは、次のような特徴を持つ人です。

ITコンサルタントは顧客の抱える課題や悩みに対して、その内容を正確に分析し、それを解決できる明確な方法を導き出さなければなりません。

そのためには、論理的思考力は欠かせないですね。

クライアントはIT知識がない場合もあるため、分かりやすく提案や説明ができるコミュニケーション能力も重要になります。

また、高いスキルや知識が必要になるのはもちろんですが、大きなやりがいや高収入が期待でき需要も高い分、前述したように激務になるなどきつい点も多くあります。

厳しい環境でも意欲的に学習と経験を積むことができる向上心や体力、粘り強さがあるという方は、ITコンサルタントとして活躍できるでしょう。

ITコンサルタントが後悔しないためには?

ITコンサルタントがきついとされる一番の理由は、これまでご紹介したように激務になりやすいということです。

そのため、ITコンサルタントとして働く中で後悔しないために重要なのは、労働環境を選ぶことですね。

どれだけITコンサルタントに適性のある人でも、激務になりすぎたりと労働環境が悪ければきついと感じてしまうでしょう。

企業に入社する際はまず情報収集を怠らず、もしも入ってから労働環境が悪いと感じた場合には転職を視野に入れることをおすすめします。

より自由な働き方がしたいという方は、フリーランスとして独立を目指すのもおすすめです。

まとめ

今回の記事では、激務と噂されるITコンサルタントについて、激務になりきつくなってしまう理由やITコンサルタントとして働くメリット、また向いている人の特徴や後悔しないためのポイントまで詳しくご紹介しました。

ITコンサルタントには豊富な知識と経験が求められますが、労働環境をしっかりと選ぶことができればスキルアップや高収入も期待できる魅力的な職種でもあります。

ITコンサルタントを目指しているという方は、適性を理解し、しっかりとスキルを身に着けていきましょう。

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