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インフラエンジニアに向いている人って?その特徴や求められるスキルも解説!

サーバーやネットワークなど、あらゆるITシステムの基盤となるインフラを支えるインフラエンジニア。

そんなインフラエンジニアを目指している、またインフラエンジニアとして働き始めたという方の中には、「自分はインフラエンジニアに向いていないのではないか?」と疑問や不安をお持ちの方もいることと思います。

そこで今回は、インフラエンジニアに向いているのはどのような人なのか、またインフラエンジニアに向いていない人もいるのか、それぞれの特徴をご紹介していきます。

インフラエンジニアとは?

インフラエンジニアはその名の通り、様々なITサービスを動かすための基盤となるITインフラの設計・構築や運用、保守に携わるエンジニアです。

一口にITインフラといっても

といった大きく5つの分野があり、基本的にはそれぞれを専門のエンジニアが担当することになります。

そのため、サーバーの構築や保守などを行うサーバーエンジニア、ネットワークに携わるネットワークエンジニアなど、担当する分野によってエンジニアも区分されますね。

扱うものによって作業内容は異なりますが、仕事内容は要件定義とそれに沿った設計、実際の環境構築、構築されたインフラの運用保守が基本となります。

インフラエンジニアに向いている人の特徴

それでは、そんなインフラエンジニアの業務に向いているとされるのはいったいどんな人なのでしょうか。

向いている人の特徴を見ていきましょう。

機械いじりや細かい作業が好き

インフラエンジニアはエンジニア職種の中でも珍しく、サーバー機器やネットワーク機器といった実際の機器に触れる仕事です。

組み立てや接続を行って環境を構築するため、機械に興味がある、機械いじりが好きな方は向いていると言えるでしょう。

また、小さなミスで動作に不具合が生じてしまうインフラ構築作業では、細かな検証作業を行って根気強くミスを見つけられることも求められるでしょう。

丁寧で責任感がある

前述したように、ひとつの小さなミスが不具合につながってしまい、大きな障害を引き起こす可能性があります。

そのため、細部まで丁寧に堅実な仕事を行える人が向いているでしょう。

ミスを無くすためには、インフラが安定して稼働していることがあらゆるサービスやシステムの動作に関わるというその重要性を理解し、停止させないよう責任感を持って取り組むことが重要です。

万が一トラブルがあれば深夜に対応しなければならないといった可能性もあり、仕事に対して責任感がなければよりきつく感じやすいでしょう。

コミュニケーション能力がある

淡々と作業を行うイメージもあるかもしれませんが、例えば要件定義・設計のためにライアントの要望を引き出したり、またエンジニアでチームを組んで仕事を行ったりと、コミュニケーションも重要な要素のひとつです。

他の部署と連携して仕事を進めることもありますので、コミュニケーション能力がある方が円滑に仕事を進めることができるでしょう。

新たな技術への好奇心がある

インフラエンジニアだけではなく、進歩が速く次々に新たな技術が登場するIT業界では、それらに対してアンテナを張り、積極的に学習を続ける姿勢が求められます

知的好奇心と学習意欲が高い人は、需要の高いインフラエンジニアになれるでしょう。

インフラエンジニアに向いていない人は?

向いている人の特徴をご紹介しましたが、反対に、インフラエンジニアに向いていないのはどのような人なのでしょうか。

向いていない人の特徴としては、以下のようなものがあげられます。

  • 急なトラブル対応などが苦手
  • 地道な作業が苦痛で大雑把な性格
  • 華やかな仕事がしたい

インフラはシステムの基盤となるため、不具合などトラブルがあれば24時間いつでも迅速に対応しなければなりません。

働く企業によってもシフトなどの体制は異なりますが、急な対応や深夜・土日の対応にきつさを感じる人もいるでしょう。

緊急時に冷静に対応するのが苦手だという人も、ストレスを感じやすいかもしれません。

また、インフラエンジニアは仕様書や手順書をしっかりと読み、その通りに細部まで地道な設定作業を行うことが求められます。

地味な作業になりますし、ユーザーなどから表立って評価されることも少ないため、華やかな仕事にやりがいを感じる人には向いていないかもしれません。

インフラエンジニアに求められるスキル

性格的にインフラエンジニアに向いていることが分かったとしても、もちろん業務で必要な専門的な知識がなければインフラエンジニアとして働くことはできません。

次のようなスキルをしっかりと身に着け、技術的にも重宝されるエンジニアになりましょう。

各種インフラの知識

まずは、サーバーやネットワークといった各種インフラの知識です。

もちろんネットワークを担当するエンジニアはネットワークの知識、といったように担当分野に関してはより高い知識レベルが求められますが、インフラはそれぞれが密接に関係しあっているため、他のインフラ分野においても基礎的な知識は欠かせないでしょう。

経験を積むと上流工程とされる設計などを担うこともあるため、クライアントの求める要件から最適なインフラを設計できるだけのスキルが必要になります。

クラウド関連知識

クラウドエンジニアとしてクラウドでのインフラ構築を専門に行うエンジニアもいますが、クラウドサービスが普及しクラウド環境でのインフラが主流ともなりつつある近年では、サーバーエンジニアやネットワークエンジニアにもクラウド知識が求められます

AWSやAzureなど、よく使われるクラウドサービスに関するスキルがあれば、インフラエンジニアとして将来性を高めることができるでしょう。

セキュリティ知識

IT業界のみならずあらゆる業界でITシステムを活用している現代では、外部からの攻撃や情報漏洩など、セキュリティリスクも高まっています。

技術の進歩に伴いサイバー攻撃も年々巧妙な手口となっており、セキュリティを専門とするセキュリティエンジニアの存在は非常に重要となるでしょう。

実際に、大手企業では専門の担当者を配置していることも多くあります。

セキュリティエンジニアはもちろん、各分野のインフラエンジニアも情報セキュリティに関する知識を身に着けておくことで、より安全なインフラ構築が可能となり、クライアントからのニーズも高まるでしょう。

まとめ

今回の記事では、ITシステムの利用の上で欠かせないITインフラを担うインフラエンジニアについて、どんな人が向いているのか、また向いていないのか、その特徴を求められるスキルとともに詳しくご紹介してきました。

地道な作業が多く責任のある仕事であるインフラエンジニアに向き不向きもあり、向いていない人にとってはきついと感じることもあるかもしれません。

しかし、あらゆるものにITシステムが活用されている現代では、すべての基盤となるインフラは非常に重要なものです。

需要も高くシステムを支えるやりがいのある職種ですので、向いている特徴に当てはまっているという方や興味がある方は、スキルを学ぶところから始めてみてはいかがでしょうか。

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