C++の副業案件とは?必要なスキルや案件獲得方法までご紹介!
近年では副業を行う人が増加してきており、エンジニアの中でも多くの人が自身のスキルを活かして副業案件に挑戦しています。
エンジニアには扱うスキルや開発する領域ごとに様々な職種がありますが、中でもすでにC++エンジニアとして働いている方など、C++を扱う副業に興味があるという方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、そんなC++の副業案件に興味がある方に向けて、案件の特徴や必要なスキル、案件獲得の方法などをご紹介していきます。
目次
C++とは?
C++は、C言語を拡張し、オブジェクト指向など様々な機能を追加した形のプログラミング言語です。
C言語をもとにしているため互換性があり、C言語で開発されたシステムの意向なども可能です。
C言語同様処理速度が速いことや高度な処理が低メモリで可能であるという特徴を持っており、大規模な業務システムや、膨大な量のデータを扱う機械学習、組込みシステムなどで多く使われていますね。
C++副業案件の特徴
それでは、そんなC++の副業にはどのような特徴があるのでしょうか。
C++案件全体の傾向として、C++は大規模なシステムや信頼性が求められるシステムの開発に用いられることが多いため、個人で小規模に開発できる副業向きのものが少ないことが特徴です。
しかし副業案件が極端に少ないということではなく、単発の案件は少ないですが、土日のみなど週2日程度でプロジェクトに参加するような、長期間での契約でスキルを要するものが多い傾向にあります。
案件の内容
C++の副業案件の業務内容は、次のようなものが多くあります。
- 業務システムの開発
- 組込みシステムの開発
- IoTシステムの開発
- アプリケーション開発
- ゲーム開発
様々な開発の場で採用されるC++では、副業の案件内容も多様です。
前述したように、業務システムやIoTシステムなど、比較的規模が大きな案件が多く見られますね。
単価相場
C++副業案件の単価は、その内容によっても大きく差があります。
実務経験が目安として3年以上あるなど、高いスキルを持っているC++エンジニアで、単価の高い案件に参加できれば、週2回の副業案件で月20万円以上の収入を得ることも不可能ではないでしょう。
特に、IoTやAI分野など先端分野の案件では、スキルは求められますが比較的高収入が期待できます。
C++の副業に必要なスキル
C++の副業案件を受注するには、もちろん業務ができるスキルや経験が必要になります。
主に必要になるのが、以下のようなスキルです。
システム開発のスキル
まずは、メーカー企業や医療業界など、あらゆる業界で業務システムの開発が行えるシステム開発のスキルです。
特に、設計から行えるような高いスキルがあればより参加できる案件の幅が広がるでしょう。
システム開発の副業案件を獲得するには、最低でも1〜2年ほどは開発経験があると良いですね。
また、C++以外にもC# やPython、PHP、Rubyなど、システム開発で使われることが多い他言語も習得しておくと、より多くの案件に参画しやすくなります。
OS知識
WindowsやLinuxといったOSの知識もあると良いでしょう。
C++での副業案件には、OSごとに合わせた制御が必要になることがあります。
OSごとに操作方法が異なるため、それぞれの操作方法やOSごとの特徴を理解しておく必要があるでしょう。
データベース・ネットワークの知識
IoTシステムの開発案件などでは、大規模な案件で膨大なデータを扱う場合のデータベースの知識や、システムをインターネットに接続するためのネットワークの知識も求められます。
また、ハードウェアについての知識も学んでおくと良いでしょう。
組み込み開発のスキル
C++の副業案件に多い組込みシステムの開発に必要な、組込みや制御開発のスキルも必要になります。
ゲーム開発の案件などでも制御システム開発が必要になることもあるため、習得しておくと案件の幅を広げることができるでしょう。
C++副業案件の獲得方法
C++のスキルを活かして副業を行うには、まず副業案件を探さなくてはなりません。
C++の副業案件の獲得方法には、以下のようなものがあります。
- エージェントサービスを利用する
- 副業やフリーランス向けの案件情報サイトを利用する
\ ログインしなくても検討機能が使える♪ /新着のエンジニア案件を見てみる - クラウドソーシングサービスを利用する
- SNSなどで情報を発信する
- 知人・友人から紹介してもらう
幅広い案件があり気軽に応募できるクラウドソーシングサイトや、知人からの紹介など案件を獲得する方法は多くありますが、最もおすすめなのはエージェントサービスを利用することです。
エージェントサービスでは、エージェントが自身のスキルや条件に合わせた案件を紹介してくれるため、副業を始めたばかりで案件獲得の方法が分からないという方から、高収入の案件を探したいという経験豊富なエンジニアの方にもおすすめの方法です。
特に副業では参加できる期間や曜日などが限られるため案件探しが難しくなりやすく、エージェントサービスを活用すれば効率良く条件に合った副業案件を探すことができるでしょう。
高単価の副業案件を獲得するためのポイント
副業の限られた時間の中で高収入を目指すためには、高単価案件の獲得を目指したいところです。
高単価のC++副業案件を獲得するために、以下のポイントを意識しておきましょう。
他言語など複数のスキルを習得する
C++のスキルや経験を高めるのはもちろん、他の言語も習得するなど複数のスキルを持つことで、幅広い案件を受注しやすくなり、高単価の案件にも出会いやすくなるでしょう。
C++の副業案件では、エンジニア個人のスキルや経験に合わせて依頼する業務を決めるというクライアントも多くいます。
高いスキルを持っていれば任せてもらえる業務の幅も広がり、報酬もその分考慮してもらいやすいでしょう。
また、案件の中には特定のスキルがなければ応募できないものもありますので、特に「C++の副業に必要なスキル」としてご紹介したようなC++案件に関連するスキルは学んでおくと良いですね。
マネジメントのスキルを身に着ける
システム開発は設計などを行う上流工程と開発・運用保守などを行う下流工程に分けられます。
基本的には上流工程をスキルの高いエンジニアが担当するため報酬もそういった案件の方が高い傾向にあるので、上流工程から参加できるような高いスキルを身に着けると良いでしょう。
また、マネジメントのスキルを身に着ければ、プロジェクトマネージャーとしてプロジェクトやチームをマネジメントする役割を担うことができます。
高いスキルが求められプロジェクトをスムーズに進める責任のある役割ですが、より高収入を目指すことができます。
まとめ
今回の記事では、C++の副業について、案件の内容や特徴、必要なスキル、案件獲得の方法まで詳しくご紹介しました。
C++は習得が簡単な言語というわけではなく、副業にも様々なスキルが必要になりますが、高いスキルを持っていれば副業でも高収入を得ることも可能です。
実際にC++の開発経験がある方などは、ぜひ案件を探して副業を始めてみてはいかがでしょうか。