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Webエンジニアにおすすめの資格8選!資格取得にはどんなメリットがある?

WebサイトやWebサービスなど、Web開発を行うWebエンジニア。

Webエンジニアになるために資格が必須ということはありませんが、資格を取得しておくことで様々なメリットが得られます。

今回はWebエンジニアとしてすでに業務を行っている方やWebエンジニアを目指す方に向けて、おすすめの資格を資格取得の具体的なメリットとともにご紹介していきます。

Webエンジニアとは

Webエンジニアとは、Webサイトやブラウザ上で機能するサービス、Webアプリケーションなどの設計から開発、運用・保守までを担うエンジニアです。

Webエンジニアは、ユーザーから目に見える部分の開発を担う「フロントエンドエンジニア」と、ユーザーからは見えないサーバー側の処理を担当する「バックエンドエンジニア」の2つに大きく分けられます。

フロントエンドエンジニアはHTML/CSSやJavaScriptを用いることが多く、またUI・UXの知識などが必要になる、バックエンドエンジニアはPHPやPythonなどの言語とサーバーやデータベースの知識がいるなど、それぞれ求められるスキルも異なります

中には両方のスキルを持っているエンジニアもいるため、フロントエンドからバックエンドまで1人のエンジニアが開発するという案件も存在するでしょう。

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資格取得のメリット

冒頭でも述べたようにWebエンジニアには資格が必須であるというわけではありませんが、資格を取得しておくことで、次のような様々なメリットが得られます。

スキルを高めることができる

まず、資格取得を目指し勉強することで基礎から体系的にそのスキルについて学習することができ、スキルアップができるということです。

新たなスキルを身に着けるときにはもちろんですが、すでに身に着けているスキルについても改めて細かく学ぶことができるため、例えばエラーやバグなどに直面した際に資格取得のために得た知識が役立つなど、より仕事にスキルを活かすことができるでしょう。

対外的にスキルを証明できる

資格を取得する大きな目的として、スキルを対外的に証明できるということがあります。

転職やフリーランスの案件獲得など、企業にとって即戦力が求められる場面では特に、分かりやすくスキルを証明できることは有利に働くでしょう。

高難易度の資格ではより高いスキルを証明できますし、学習が必要な資格であればあるほど資格取得のために努力したという向上心や熱意も評価されやすくなりますね。

Webエンジニアにおすすめの資格8選!

それでは、具体的にWebエンジニアはどのような資格を取得すればよいか、おすすめの資格を8つご紹介します。

基本情報技術者試験

まずは、フロントエンド・バックエンド問わず、エンジニア全般に取得をおすすめするのがIPA(情報処理推進機構)が運営する国家資格である基本情報技術者試験です。

エンジニアの登竜門ともされている資格で、ITやシステム開発に関する基礎的な知識が問われます。

基礎的な資格とはいえ合格率は25~30%ほどと高くはないため、しっかりと学習して臨みましょう。

スキルの高いエンジニアには、上位資格である応用情報技術者試験もおすすめです。

Oracle認定Javaプログラマ

汎用性が高く大規模システムの開発で多く使われているJava。

Web開発でも主にバックエンドで用いられるJavaに関する資格が、開発元であるOracle社が認定している公式資格Oracle認定Javaプログラマです。

初心者向けのBronze、中級者向けのSilver、上級者向けのGoldの3つの難易度がある試験で、Goldの受験にはSilverの合格が前提条件となっていますね。

実務で活かせるレベルでは、まずSilverの取得を目指すのが良いでしょう。

HTML5プロフェッショナル認定試験

LPI-Japanが運営する資格が認定するのが、フロントエンド開発に使われるHTML・CSSやJavaScriptに関するスキルを証明できるHTML5プロフェッショナル認定です。

レベル1とレベル2の2つの難易度があり、レベル1ではHTML/CSSによるWeb制作の実務的なスキルが、レベル2ではJavaScriptによる動的なコンテンツ作りのスキルが求められます。

実際の業務で活用できるスキルの証明になる上、レベル1はWebエンジニアを目指す人にとっても基礎的な知識が得られるでしょう。

PHP技術者認定試験

PHP技術者認定試験は、Web開発のバックエンド言語として非常に大きなシェアを持つPHPのスキルを示せる資格です。

Webサイト制作に欠かせないCMSとして代表的なWordPressもPHPによって作られていることが、シェアの高い大きな理由です。

初級・準上級・上級の3つの試験がありますので、こちらもレベルに合わせて取得を目指していくと良いでしょう。

Ruby技術者認定試験

Web開発のバックエンドではもちろん、アプリケーション開発でも用いられるなど汎用性の高い言語であるRubyに関する資格で、開発元であるRubyアソシエーションが運営しています。

Silver・Goldの2つのレベルがあり、Rubyを扱うエンジニアはもちろん、コンサルタントやRuby講師などにも取得がおすすめの資格です。

Rails技術者認定試験

Web開発では効率的に開発を行うために様々なフレームワークを利用していますが、RubyのフレームワークであるRuby on Railsに関する試験も存在します。

それが、Rails技術者認定試験です。

フレームワークの存在はRubyが開発現場で用いられる理由のひとつでもあり、RailsのスキルはRuby案件では必須レベルと言ってよいでしょう。

Python 3 エンジニア認定

Web開発ではバックエンドで用いられる人気の言語、Pythonのスキルを示すPython3エンジニア認定は、基礎試験と実践試験の2つの難易度に分けられています。

PythonはWeb開発ではもちろんですが特にAIやデータ分析といった先端分野の開発現場で注目されている言語で、今後も更なる需要が見込めます。

取得しておけば幅広いWeb案件に参加できるほか、他の分野に挑戦する際にも有利になるでしょう。

Webクリエイター能力認定試験

Webクリエイター能力認定試験は株式会社サーティファイが運営する民間資格であり、Web制作における幅広い知識が問われる試験です。

「スタンダード」と「エキスパート」の2つの難易度があり、スタンダードでは基礎的な内容を、動的ページの作成能力までが問われるエキスパートではWebデザインまでできるスキルが求められます

出題範囲が広く実技試験もあるため、しっかりと学習しWeb開発のスキルを身に着けておく必要があるでしょう。

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まとめ

今回の記事では、Webエンジニアにおすすめの資格を8選、資格取得のメリットとともにご紹介しました。

Webエンジニアをはじめ、スキルが重視されるエンジニアにとっては、自身の持つスキルをクライアントなどに証明するためにも資格取得はおすすめです。

Webエンジニアにもご紹介したように専門的なスキルを証明できる資格が様々ありますので、スキルレベルに合わせて取得を目指してみてはいかがでしょうか。