エンジニアが理想のワークライフバランスを叶えるには?おすすめの職種も紹介
近年、耳にすることが多い「ワークライフバランス」という言葉。
仕事と生活のバランスを保つワークライフバランスは、エンジニアとして働く方にとっても非常に重要です。
両者のバランスを保つことが、仕事のモチベーションにもつながってくるでしょう。
今回はそんなエンジニアが理想のワークライフバランスを叶えるためにはどのようなポイントを意識すればよいか、おすすめの職種もあわせてご紹介します。
目次
エンジニアにとってワークライフバランスは重要
働き方改革が進み、あらゆる業界において重要視されている「ワークライフバランス」。
ワークライフバランスとは、冒頭でもご紹介したように仕事と生活のバランスを適切に保つことを指しています。
生活と仕事のバランスが崩れてしまうと、ストレスや身体的な不調を引き起こし仕事を辞めてしまう、辞めざるを得ないということも起こり得ます。
ワークライフバランスを意識することで、休息などプライベートの時間を取り心身ともに健康を維持できるほか、業務に対してもしっかりとオンオフを切り替えることでメリハリがつき、パフォーマンス向上やモチベーションの維持にも大きく役立つでしょう。
エンジニアは柔軟に働きやすい!
エンジニアにももちろんワークライフバランスは重要ですが、エンジニアはスキルが重視される職種であること、また需要の高い職種であることからスキルさえあれば柔軟に働きやすい職種だとされています。
しかし、企業や職種によっては24時間稼働するシステムに携わるため夜勤が発生したりといった場合もあります。
夜勤が苦にならない人も、時間が不規則になるのは負担だという人もいるでしょう。
重要なのは、自分がどのような働き方がしたいか、プライベートをどのくらいのバランスで両立するかです。
企業や職種選びを意識すれば、適切なワークライフバランスを叶えやすいでしょう。
エンジニアが理想のワークライフバランスを叶える方法
それでは、エンジニアが理想のワークライフバランスを叶えるにはどうすればよいのでしょうか。
ワークライフバランスの維持に重要なポイントを3つ、ご紹介したいと思います。
理想のライフスタイルを具体化する
まずは、自分の理想のライフスタイルを具体的に考えることで、ワークライフバランスを形成するための基準としていきましょう。
重要なのは、仕事と生活の時間配分を考えることです。
仕事にやりがいを感じている場合でも、バランスをとらなければモチベーションの維持は難しくなります。
趣味などのプライベートに必要な時間を考慮し、理想的な配分を考えましょう。
エンジニアの中には、プログラミングが趣味で仕事を終えてもパソコンに1日中向かっているという人もいます。
趣味と仕事が地続きであることはワークライフバランスの取りやすさにもつながりますが、境界線がなく、オンオフを切り替えにくいため注意も必要ですね。
条件の合う企業への転職
理想のワークライフバランスが具体的に形成できたとしても、企業で働く方は勤務時間や休日などを自分で決められるわけではありませんよね。
例えばいわゆる「ブラック企業」と呼ばれるような企業に勤めている場合など、自分の中で譲れない基準を守ることができない企業にいる場合には転職を考えるのも一つの方法です。
条件の良い転職先を見極めながら、ワークライフバランスを叶えられる企業への転職がスムーズにできるよう、スキルアップに取り組んでおきましょう。
フリーランスとして独立する
スキルや経験が十分にあるという方は、転職の他にもフリーランスのエンジニアとして独立するのもおすすめです。
フリーランスは仕事の量や時間を自分で調節することが可能なため、理想のワークライフバランスを実現しやすいでしょう。
しかし、フリーランスが案件を獲得するためには高いスキルや経験が必要です。
スキルが足りないと単価の安い案件しか獲得できず、結果的に生活するために数をこなさなければならないため激務となってしまう、といったこともあり得ます。
問題なくバランスを保ちながら生活するハードルが高くなりますので、しっかりとスキルや経験を積んでからの独立を考えましょう。
転職先を見極めるポイント
前章では、ワークライフバランスを叶える方法の1つとして転職があることをご紹介しました。
仕事と生活のバランスをとるために転職先選びは非常に重要です。
転職先を見極める際には、以下のようなポイントに注意しましょう。
口コミなどで残業・休日出勤の実情を調べる
基本的な勤務時間や休日などは記載されていても、残業や休日出勤などの情報は伏せられていることが多くあります。
実情を知るために、社員や離職者からの口コミなどを参考にすると良いでしょう。
ネット上の口コミからは、もちろん信用できる情報化を精査することは重要ですが、残業を含む実際の勤務時間や労働環境に関するリアルな情報が得られます。
福利厚生が充実しているか確認する
有給休暇や各種手当など、福利厚生が充実しているかどうかもチェックしましょう。
ワークライフバランスにおいては、仕事と家庭を両立できるかも大切です。
育児休暇などの制度が充実しているか、また取得しやすい環境かどうかも確認して企業を選ぶことが重要です。
制度があっても、利用できなければ意味はありません。
口コミでは、これらを利用しやすい環境であるかも合わせて実情を調査しておきましょう。
希望の働き方ができるか確認する
近年では、フレックスタイムの導入やリモートワークなど、多様な働き方ができる企業も増加しています。
エンジニア職種を含めIT業界では特に普及している働き方でもありますので、柔軟な働き方がしたい方、希望する働き方があるという方は事前にリモートワークが可能かなどをしっかりと確認しておくことが重要です。
おすすめのエンジニア職種
様々な職種の中でも、エンジニアは柔軟な働き方がしやすい職種であると言われています。
そんなエンジニア職種の中でも、特にワークライフバランスを実現しやすいおすすめの職種には以下のようなものがあります。
- 社内SE
- Webエンジニア
おすすめなのは、リモートワークがしやすく、服装なども自由な企業が多いWebエンジニアや、社内のシステム開発やIT業務全般に携わる社内SEなどです。
特に社内SEは、自社システムに関わる業務や社内のITに関するサポート的な役割であるため、納期などのスケジュールの調整が利きやすく、残業が発生しにくいとされています。
休日出勤もほとんどないため、ワークライフバランスを保ちやすいとして注目されている職種ですね。
社内SEは自社システムや社内のITトラブルに携わるため、評価や感謝が目に見えやすく、精神的な面でもモチベーションを保ちやすいでしょう。
まとめ
今回は、エンジニアのワークライフバランスについて、理想のワークライフバランスの叶え方や転職で注意すべきポイント、またおすすめのエンジニア職種まで詳しくご紹介しました。
エンジニアにとって、ワークライフバランスを保つことは健康に向上心を持って仕事を続けていくためにも非常に大切です。
ワークライフバランスを維持できていないと思っている方、現状に悩んでいる方は、転職や独立など、環境を変えることもひとつの方法です。
まずは理想のワークライフバランスを具体化し、それを叶えるために必要なスキルを身に着けることから始めてみましょう。