【フリーランスWebエンジニア】仕事内容・年収・未経験からのなり方

Webコンテンツなどのサービス開発などに携わるWebエンジニアですが、Webエンジニアとして働く方の中には独立し、フリーランスで働くことを考えているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は市場を拡大するWebに携わるエンジニア、Webエンジニアがフリーランスとして独立するメリットやその仕事内容、また未経験からどのようにフリーランスWebエンジニアになるかなど、詳しくご紹介したいと思います。
目次
1. フリーランスWebエンジニアの仕事内容
Webエンジニアの仕事は、Webサイトの開発やWebサービス・Webアプリケーション開発など、Web上のコンテンツ開発が主になります。
設計からメンテナンスまでの全工程を担う場合もありますが、規模や企業によってはプログラマに開発を任せることもありますね。
この基本の仕事内容については、会社員のWebエンジニアでもフリーランスのWebエンジニアでも大きく変わることはありません。
フリーランスでは案件ごとに契約を結び、契約で決められた範囲・期間の業務になります。
クライアントの要望・また自身のスキルによっては上の仕事内容に加えてデザインなどの対応をする場面が出てくる可能性もあるかもしれません。
2. フリーランスWebエンジニアの年収相場
フリーランスWebエンジニアの年収は、約500万円〜800万円ほどとされています。
フリーランスの報酬は個人のスキルや経験によって大きく変わってくるため、中には1000万円を超えるWebエンジニアも存在します。
会社員のWebエンジニアの平均年収は約580万円程度と言われているため、スキルを高めればより高単価の案件に挑戦でき、会社員時代よりも高収入を得ることが可能だということですね。
IT業界は今後さらに発展していくことが見込まれるため、Webエンジニアの需要の高まりも予想できます。
常に最新の情報を取り入れながらスキルを上げていけば、さらなる年収の上昇も期待できるでしょう。
3. フリーランスWebエンジニアのメリット・デメリット
では、フリーランスのWebエンジニアになることにはどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
フリーランスWebエンジニアのメリット
- 高収入を目指しやすい
- 働く場所や時間に縛られない
- ストレスを軽減できる
まずは年収でも挙げたように、スキルを高めより高単価の案件を獲得できるようになれば高収入を目指せるということです。
会社員とは異なり企業に天引きされることもないため、結果がそのまま収入となるのもモチベーションの面でもメリットと言えるでしょう。
また、働く場所や時間に縛られにくく自分で案件を選択できるため、柔軟な働き方ができ、人間関係などにおいてもストレスを軽減できるというのも良い点ですね。
フリーランスWebエンジニアのデメリット
- 収入が不安定になりやすい事務作業を自分で行う必要がある孤独を感じやすい
成果がそのまま報酬になる、ということは、裏を返せば収入が不安定になるというデメリットにもなり得ます。
案件を獲得できなかったり、体調を崩してしまえば収入がゼロになるリスクもあるのです。
契約や確定申告などの事務作業を自分で行わなければならないのも面倒な点ですね。
また、会社での人間関係が無くなり在宅などで業務を行うと、孤独感やモチベーションの低下を感じる人もいます。
そういった場合には、契約した企業に出社して現場でプロジェクトに参加する形の案件を受注するのも良いでしょう。
案件獲得には人脈も大切ですので、フリーランス向けの勉強会などに参加するのもおすすめです。
4. フリーランスWebエンジニアに向いている人・向いていない人の特徴

メリット・デメリットがあるのと同様に、フリーランスWebエンジニアには向き不向きもあります。
フリーランスWebエンジニアに向いている人
フリーランスWebエンジニアに向いているのは、開発に携わる技術力だけでなく案件を獲得するためのコミュニケーションスキルや交渉力、スケジュールや体調などの自己管理、高単価な案件参加のための上流工程のスキルなど、様々なスキルと経験を得ている人、またその意欲があるという人です。
また、需要を維持するためには常に最新の情報を学び続けることのできる向上心も重要です。
安定的というよりも変化を好む方には、フリーランスがおすすめだと言えますね。
フリーランスWebエンジニアに向いていない人
逆にまだ実務経験が浅くスキルが不足していると感じる人、また、開発以外の業務を苦手・興味がないと感じている人はフリーランスWebエンジニアに向いていないかもしれません。
営業活動から税金などの申告、スケジュール管理まで雑務を一人でこなさなければならないため、そういったものが煩わしいという場合には企業勤めをおすすめします。
また、変化よりも安定した収入・生活を望むという人は、フリーランスWebエンジニアになってしまうと不安感を覚えてしまうでしょう。
5. 未経験からフリーランスWebエンジニアになるためには?
未経験からフリーランスWebエンジニアになるためには、まずWebサービス開発に使用するプログラミング言語の習得が必須になります。
独学でも可能ではありますが、未経験であれば基礎から学べるプログラミングスクールに通うのが良いでしょう。
Web開発にもフロントエンド・バックエンドなどの分野があり、使われる言語が多少変わってくるためはじめにどの分野を目指すかや、需要の高い言語を調べたりしてそれに合わせた学習を始めましょう。
また、未経験でも社内に学習・研修の体制が整っている企業もありますので、そういったところに就職するのも良いですね。
最終的に独立するためには案件獲得のために経験や実績も必要になりますので、企業で経験を積むのがおすすめです。
スクールや企業で手に入れたスキルを元に、案件獲得のためのポートフォリオを作成しましょう。
フリーランスWebエンジニアは、独立したてでは収入が安定しにくいことがあります。
会社員として働きながら案件サイトなどを利用して副業から始め、軌道にのってきたところで独立するという段階を踏むのが成功しやすいポイントになります。
6. フリーランスWebエンジニアの案件獲得方法
フリーランスWebエンジニアが案件獲得するための方法として代表的なものには、
- クラウドソーシングを活用する
- 会社員時代の伝手など人脈を活用して案件を紹介してもらう
- フリーランス向けの案件情報サイトを活用する
といった方法などがあります。
特にフリーランス向けの案件情報サイトは選択肢も広く、案件を紹介してくれるエージェントサービスを利用できるのも良いでしょう。
エージェントが希望やスキルに合った案件を紹介してくれるため、案件探しの手間が省けます。
また、あくまで相手のニーズに寄り添うのが重要にはなりますが、営業力に自信があるという方やどうしても働きたい企業があるという方は自ら直接営業をかけるという方法もあります。
いずれの方法でも、これまでの実績や学んだスキルが重要になります。
前述にもあるようなポートフォリオの作成など、実績をクライアントに伝え信頼を得られるように取り組みましょう。
まとめ
今回の記事では、フリーランスのWebエンジニアを目指す方に向けて、メリット・デメリットや向き不向き、未経験の方向けの解説や案件獲得方法までを詳しくご紹介しました。
この記事を参考にして、やはりフリーランスWebエンジニアとして独立したい!という方は、まずは副業から案件を獲得し、独立へ向けた準備を始めてみてはいかがでしょうか。